高浪慶太郎、活動40周年──節目に放つメモリアル・シングル
1985年にピチカート・ファイヴでデビューして以来、ソロ・アーティスト、プロデューサー、ユニット活動と、多彩な音楽遍歴を重ねてきた高浪慶太郎。小泉今日子、ムッシュかまやつ、たま、クレモンティーヌら数多くのアーティストを手がけ、2010年には急性骨髄性白血病を克服して再び音楽の現場へ復帰。ユニット playtime rock や Wink Music Service を経て、2025年、活動40周年を迎えるいま──飄々とした旅人の心境を込めた新作を世に送り出す。
「Drifting Clouds Rag」では、異邦人への憧れを軽快なラグタイムとカントリー・ギターで描き、「Blue Moon Lullaby」では、夜汽車に揺られながら過去を見つめ直す孤独の歌を紡ぐ。
本作は、40年の音楽人生を経て“孤独を愉しむ”という境地にたどり着いた高浪の、まさに記念碑的な作品である。
高浪慶太郎 – Drifting Clouds Rag
発売日:2025年12月10日(水)
品番:HCR9730
バーコード:4540399325811
定価:2,200円(税抜:2,000円)
フォーマット:アナログ7インチ
レーベル:VIVID SOUND
収録曲:
A面:Drifting Clouds Rag
B面:Blue Moon Lullaby

■ A面「Drifting Clouds Rag」
ワイワイと賑わうホンキートンク・ピアノに、カントリーの香りを帯びたギター。気ままなラグタイムの歩調で、見知らぬ土地への憧れと黄昏の気配を連れていく。
— Dedicated to Elvis Presley, Eiichi Ohtaki
■ B面「Blue Moon Lullaby」
夜汽車に揺られ、かつての自分へ苦笑いを返す小さな独り旅。カントリー・ワルツに滲むスライド・ギターとひなびたオルガンが、諦観と安らぎを子守歌のように包む。
— Dedicated to Akira Kobayashi, Hiroshi Kamayatsu
「生来出不精の私は、フーテンの寅や股旅もののようなブラリ旅に淡い憧れがあります。じゃあ、歌で旅してみようと。」
― 高浪慶太郎