Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <Joe Strummer Memorial>

10月20日土曜日OAのラジオKenrocks Nite ver2の内容

Joe Strummer & The Mescaleros @渋谷クアトロ Nov.1 2001

最後の来日のポスター 自分はブリッツに行きました。

みなさんゴキゲンいかがですか?

さすがにこの時期ともなれば、朝晩はめっきり涼しく、というか肌寒くなって来ましたね。来週になるとさらに拍車がかかるようです。まぁ、寒いのがいいというわけではないですが、グダグダしてる天気もイヤですから。

世情何かと喧しいこの頃、せめていっときでも日々の平穏を感じていたいものです。自分のラジオの放送がそういう時にお役に立っていれば本当に嬉しい限りです。

先週末の土曜日にInterfm897 で放送したラジオの内容など?選曲&コメンタリーをここに直貼りしますのでよろしくです。

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Kenrocks Nite ver2 <Joe Strummer Memorial> 10.20OA 2018

みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです!今夜も2時を回りましたね。またみなさんに会えて嬉しいです。番組もかれこれ7年ほど継続してますが、考えてみたらその頃が私、還暦でした。そこから7年だからもう古希が目の前。そんな時代の流れの中こうして元気にやれるのもみなさんがいて番組を聴いてくれてるからです。生き甲斐、やり甲斐。先週来日したパープルのおじさんや来月、国技館ライブもあるポールさんに負けないよう頑張ります。では今夜は今月頭に発売されたジョー・ストラマーのソロ作品集から紹介したいと思います。まずはこの曲。

M-1 Junco Partner (Live) / Joe Strummer & The Mescaleros 『Give ‘em The Boot IV』 EICP-427

<トーク1>受けて解説 クラッシュ時代のレパートリーでありニューオリンズ・サウンド由来のルーツロッキンな古典のひとつ。James Wayneが1951年に初録音。その後アイパッチがトレードマークのピアノマンjames Bookerの演奏で人気に。続いて2曲。ちょいとR&Rなナンバー。ジョーは几帳面で、かつ、秘密主義とも言えるほど神経使って音源を管理していたらしいです。それでこれらの秘蔵の音源が発掘され多くの人の尽力で今こうして日の目を見た。彼の多様な音楽性が伺えます。

M-2 Trash City / Joe Strummer & Latino Rockabilly War 『Joe Strummer 001』 SICX-109-10

M-3 Crying On 23rd / Soothsayers With Mick Jones 『Joe Strummer 001』 SICX-109-10

<トーク2>受けて解説 1988年にLAで結成された4人組バンド。元サークルジャークスのザンダー・シュロスはこの時期のジョーのパートナーでアレックス・コックス監督の「Sid & Nancy」、「Walker」などの音楽で活躍。Crying On 23rdはシド&ナンシーのアウトテイクでMick Jonesが参加している。Soothsayersとは預言者で仮のバンド名らしい。続いてまた2曲

M-4 The Cool Impossible / Joe Strummer 『Joe Strummer 001』 SICX-109-10

M-5 Afro-Cuban Be-Bop / The Astro-Physicians 『Joe Strummer 001』 SICX-109-10

<トーク3>受けて解説 The Cool Impossibleはジョーの最終盤のレコーディング音源からで辛口のジャジーなサウンドが印象的。1990年のアキ・カウリスマキ監督のフィンランドイギリスドイツなど合作映画「コントラクト・キラー」のサントラ用でThe Astro-Physiciansはポーグスのメンバーらとのコラボ。ここでまた2曲。最初に亡くなる半年前、2002年のジョニー・キャッシュとの共演でのボブ・マーリーのカバーソング。ソロではアメリカで一番話題の曲。最後にジミー・クリフの名曲をロングビーチ・ダブ・オールスターズや英国のレゲエシンガーTippa Irieと。2000年に発売されたアルバム「Free The West Memphis 3」から。

M-6 Redemption Song / Johnny Cash & Joe Strummer 『Joe Strummer 001』 SICX-109-10

< RUMBLE >

いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半は大貫チョイスで今月初めに発売されて話題のアルバム『Joe Strummer 001』をメインにジョーの足跡を追う感じで貴重な音源など紹介しました。彼は秘密主義とも言えるほど神経使って音源を保管していたらしい。だからこそこれらの秘蔵の音源が発掘され多くの人の尽力で今こうして日の目を見た。解説は大貫と小野島大さん!来週24日、水曜日の夜オルガンバーでのCROSSROADSではこの作品に閃いた音楽「Punk & Roots Rock」なものを集めてお送りする予定。ぜひ音楽夜会においでください。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。 ADIOS AMIGOS!