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ローレン・ウッド LAUREN WOOD

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バイオグラフィー

 ローレン・ウッドはソングライターとして、レコーディング・アーティストとして、ミュージシャンとして、プロデューサーとして、また声優としても世界的に有名だ。各賞に輝いた映画《PRETTY WOMAN》の、1,700万枚ものセールスを記録したサウンドトラックに収録されていたスマッシュ・ヒット、「FALLEN」で彼女の名前を知った人も多いことだろう。また、ワーナー・ブラザーズ所属時代に全米トップ3に輝いたマイケル・マクドナルドとデュエット曲、「PLEASE DON’T LEAVE」で彼女の名を記憶している人も多いことだろう。ワーナーからは計4枚のアルバムをリリースした彼女だが、ソングライターとしてもグラディス・ナイトやフィリップ・ベイリーのトップ20ヒットを始め、シェール、ダスティ・スプリングフィールド、ジョニー・マティス、(ヴァン・ヘイレンの元ヴォーカルとしても知られる)サミー・ヘイガー、アニモーション、ラリー・コリエル、ウォーレン・ヒル、レオ・セイヤー、ビリー・プレストン、ニコレット・ラーソン、ティファニー、アルバート・ハモンド、Presuntos Implicados等、幾多のアーテイストに曲を提供してきた実績を持つ。リタ・クーリッジがファーム・エイドのステージで歌う曲として選んだのは、ローレンの「Echo My Heart 」だった。ローレンの曲は、《ポリス・アカデミー》、《Days of Our Lives》、《That’s Life》を始めとする数多くの映画やTV番組にも起用されてきた。

 彼女の個性的な声はオリジナル作品のレコーディング以外でも人気が高く、NBCのTVシリーズ《JUST SHOOT ME》のテーマ・ソングや、ナイキ、バドワイザー、ニンテンドー等大企業のコマーシャルからも聴くことができる。バックグラウンド・ヴォーカリストとしてのローレンは、ディーヴォ、ドゥービー・ブラザーズ、キム・カーンズ、フランク・ザッパ作品のほか、“オールズモービル”、“7-up”、“キャディラック”等のCMでも歌ってきた。声優としても《Rugrats》、《ジャッキー・チェン》、ディズニーの《ティガー・ムービー》、《リトル・マーメイドII》といったアニメ映画やテレビ番組で声や歌の吹き替えを行ってきた彼女は、《Rosanne’s Talk Show》、《アニマル・プラネット》、《Entertainment Tonight》等のテレビ番組ではお馴染みの顔である。

 自主レーベルであるBad Art Recordsを設立したローレンは、1999年に独立後初のアルバムである『LAUREN WOOD』を、そして先頃、スティーヴン・ビショップ、(リトル・フィートの)ビル・ペイン、メリサ・マンチェスター、(Tonight Showの)ヴィッキ・ランドルを始めとする豪華アーティストがゲスト参加した2枚目のアルバム、『LOVE、DEATH&CUSTOMER SERVICE』をリリースした。ローレンはハリウッドのジョン・アンソン・フォード・シアターでのコンサートや、アンブロージアやケニー・ランキンと共にゲスト出演した恒例の“Have a Heart”基金のチャリティー・コンサート等で、今もオーディエンスを前に歌っている。

ローレンについてのレヴューをいくつか紹介しよう。
“ローレン・ウッドのアーシーでディープな声は、その歌に求められる表現方法を全て包み込むキャパシティーで、彼女が発するひとつひとつの子音に深い意味合いを持たせる。必要最低限の音を厳選した影響力多大なアレンジに支えられた彼女の感動的な歌唱は、トリプルA級の耳を持つリスナーを文句なしに納得させ、アダルト・コンテンポラリーのファン層はもとより、売れ筋のロックに夢中なオーディエンスまでも取り込んでいくことだろう。”/ラリー・フリック、ビルボード誌\

“ローレン・ウッドの音楽の最大の魅力とは、やはり彼女の艶のあるセクシーな歌声だ。しかし、そこからさらに掘り下げていくと、この上なく洗練された彼女の作風の巧妙さと、その洞察力の絶妙さに感心させられることだろう。”/ジョン・シェーンバーグ、アルバム・ネットワーク
“ローレンには、印象的な歌詞、耳について離れないメロディー、スペシャルな瞬間を捉えたリズム、という3つの要素を融合させる特殊な能力が備わっているが、これは決して彼女の自己満足には終わらない。万人を満足させるための彼女のこだわりである。彼女のCDはエリック・クラプトンやショーン・コルヴィンの作品と同じ次元で語られるべき逸品だ…メロディーやサウンドのクオリティの高さ、遊び心、多種多様なフレーバーに加え、彼女の音楽的背景からは…ことに60年代の特定の時期のリバプール・サウンドの影響が認められる。”/ボブ・ブラックバーン、ウエストウッド・ワン・ラジオ・ネットワーク

“これほど堂に入ったポップスの秀作は久し振りだ。ウッドはポップス界の空騒ぎに足元をすくわれることなく、格上のアーティストとして悟りきった感のある表現力で自らの感情を形にした。”/ロバート・ヒルバーン、ロサンゼルス・タイムズ

ディスコグラフィー