マー・カブル・ワ・バアド MA QABLU WA BAAD

＜常味 裕司＞について
『ミュージック・マガジン』誌2007年12月号にて、深沢美樹氏のインタビュー記事にて６ページに渡り紹介された、日本が誇るウード（アラブ世界を代表する弦楽器）奏者が、この＜常味 裕司＞です。日本にも長く滞在しファンも多いスーダンのウード奏者ハムザ・エル＝ディン氏のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者 故アリ・スリティ氏（チュニス国立音楽院ウード科教授〔2007.4.5没〕）に師事、本格的にアラブ音楽を学んだという、本格派。その高い演奏技術とアラブ音楽の理解により、多くの大使館主催のコンサートや文化交流イベントでも演奏。また、最近では、2007年放送のNHKスペシャル【新シルクロード第２部】の音楽、録音にも携わるなど、多方面で注目されるアーティストです。今回ご紹介するソロおよびグループでの活動の他、『アラビンディア』、『ファルハ』などのアラブ音楽グループをはじめ、日本を代表\\するピアニスト佐藤允彦氏とトランス・ユーラシアン・ミュージック・ユニット『ストーイ』、フラメンコ・ギタリスト日野道生氏主宰の地中海音楽ユニット『蜃気楼』などなどにも参加、多彩で積極的な活動を行っています。また、舞踊家、パフォーマーとの共演も多く、特にベリーダンサーの間では、深い尊敬と信頼を集め、大変な知名度を有するアーティストでもあります。