日本伝統音楽『箏・三味線~1941年』 KOTO, SYAMISEN 1941

アーティスト
ジャパニーズ・トラディショナル・ミュージック
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レーベル
BEANS RECORDS
商品区分
CD
発売日
2011/05/29
品番
BNSCD982
税込価格
2,750円
ジャンル
サブジャンル
純邦楽
バーコード
4525937109825
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
太平洋戦争直前の1941年、国際文化振興会によって制作された
歴史的な日本音楽文化の貴重な記録の復刻盤シリーズ第3弾
今回は箏と三味線の歴史的奏者たちの演奏を当時のままの音と空気感で

楽曲リスト

DISC1

  • 1. 飛燕の曲?ひえんのきょく (【生田流】唄:菊原初子、箏:菊原琴治)
  • 2. 六段 (【新生田流】箏:中橋暁夢)
  • 3. 松竹梅 (【生田流】箏:米川文子、三味線:川瀬里子・福田栄花)
  • 4. 小督の曲?こごうのきょく (【山田流】箏:越野栄松・小野寺玉枝、三味線:藤井千代賀)
  • 5. 千鳥の曲?ちどりのきょく (【生田流】箏:横井みつゑ、胡弓:佐藤正和)
  • 6. 御国の誉れ?みくにのほまれ (【生田流】低音箏:米川親敏、高音箏:加藤柔子)
  • 7. 都の春?みやこのはる (【山田流】箏:山室千代子、三味線:千布豊勢、尺八:納富寿童)
  • 8. 新さらし (【山田流】箏: 今井慶松、三味線: 山勢松韻)
  • 9. 一谷嫩軍記・熊谷陣屋の段?いちのたにふたばぐんき・くまがいじんやのだん (【義太夫節】浄瑠璃:竹本織大夫、三味線:竹澤團六、ツレ:野澤勝芳
  • 10. 本朝廿四考・狐火の段?ほんちょうにじゅうしこう・きつねびのだん (【義太夫節】浄瑠璃:竹本織大夫、三味線:竹澤團六、ツレ:野澤勝芳)
  • 11. 艶容女舞衣・酒屋の段?はですがたおんなまいぎぬ・さかやのだん (【義太夫節】浄瑠璃:竹本織大夫、三味線:竹澤團六、ツレ:野澤勝芳)
  • 12. 新版歌祭文・野崎村の段?しんぱんうたざいもん・のざきむらのだん (【義太夫節】浄瑠璃:竹本織大夫、三味線:竹澤團六、ツレ:野澤勝芳)
  • 13. 助六由縁江戸桜?すけろくゆかりのえどざくら (【河東節】浄瑠璃:山彦米子、三味線:山彦秀子、山彦八重子(上調子)
  • 14. 松の羽衣?まつのはごろも (【一中節】浄瑠璃: 都一梅、三味線: 都一花)
  • 15. 関取千両幟?せきとりせんりょうのぼり (【新内節】浄瑠璃:富士松鶴太夫、三味線:富士松鶴登太夫・富士松鶴八)
  • 16. 鳥辺山?とりべやま (【宮薗節】浄瑠璃: 宮薗千廣、三味線: 宮薗千八重)
  • 17. 新靭?しんうつぼ (【常磐津節】浄瑠璃: 常磐津三東勢太夫・常磐津千歳太夫、三味線: 常磐津文字部兵衛・常磐津八百八)
  • 18. 市川山姥?いちかわやまうば (【常磐津節】浄瑠璃: 常磐津三東勢太夫・常磐津千歳太夫、三味線: 常磐津文字部兵衛・常磐津八百八)
  • 19. 神田祭?かんだまつり (【清元節】浄瑠璃: 清元梅寿太夫、三味線:清元梅吉、清元梅三郎)
  • 20. 三社祭?さんじゃまつり (【清元節】浄瑠璃:清元志寿太夫、三味線:清元栄次郎・清元栄治)
  • 21. 越後獅子?えちごじし (【長唄】唄: 芳村伊四郎、三味線:稀音家六治・稀音家六四郎、笛:堅田喜三郎、太鼓:堅田喜三久、簓:望月太意次郎)
  • 22. 秋色種?あきのいろくさ (【長唄】唄:吉住小桃次、三味線:稀音家六治・稀音家六四郎)
  • 23. 操三番叟?あやつりさんばそう (【長唄】唄:富士田新蔵、三味線:松島寿三郎、柏扇左衛門、笛:堅田喜三郎、望月太意五郎、小鼓:望月太左衛門、大鼓:望月太意次郎、太鼓:堅田喜三久)
  • 24. 綱館之段?つなやかたのだん (【長唄】唄:杵屋六左衛門、三味線:岡安喜三郎、杵屋六郎助、笛:堅田喜三郎、小鼓:望月太左衛門、大鼓:望月太意次郎、太鼓:堅田喜三久)

●本復刻盤の元となった音源は、1941~1942年頃に国際文化振興会(国際交流基金の前身)によって、海外に日本の音楽文化を紹介するために制作された、非売品の10インチSPレコード・セットです。全5巻60枚からなるそのセットは、邦楽、声明、能、琵琶、三味線などから子守歌、わらべ歌、民謡にいたるまで、日本音楽全般にわたり録音されました。
●シリーズ第3巻となる本作の前半8曲は『箏(こと)』。本作に収録されているのは、今日の箏曲に根付く、2大流派『生田流』と『山田流』、そして『新生田流』の歴史的奏者です。箏の独奏、箏の伴奏で歌う"箏組歌"、尺八や胡弓と共に演奏した"三曲合奏"など様々な様式での楽曲を収録。
●そして後半16曲は『三味線』。本作では17世紀頃から発展した浄瑠璃や歌舞伎、長唄など劇伴奏としての三味線音楽が収録されています。17世紀末に一世を風靡した義太夫節から、主に歌舞伎で用いられるもの、現在では主に歌だけで鑑賞される室内音楽として享受されるものなど、各流派の有名演目を当時の名人達の三味線と浄瑠璃で綴っています。

ディスコグラフィー