マジャール・ファンク・フィーバー MAGYAR FUNK/PIMASZ

「マジャール・ファンク」を標榜するハンガリーのバンドの最新作です。民族衣装を身につけた、『サタデーナイト・フィーバー』のジョン・トラボルタ・ポーズを決めるジャケットのイラストが、笑いを誘います。1995年に結成され、トラッド、フォーク・シーンで長く活動、編成は木管フルート“フルヤ”に短ネックのリュート“コボズ”、３弦のヴィオラ“ブラーチャ”というエスノ楽器に、ベース、ドラムスの５人編成です。ハンガリーの伝統的なトラッドを継承しつつもロックやジャズが大好きなメンバーが集まり、「エスノ楽器でここまでやってしまうのか！」という驚きに溢れた演奏は、古くからのワールド・ミュージック・ファンにはもちろん、「ジミ・ヘンやコルトレーンがトラッド/フォークを演奏したら彼らのように演奏するだろう」とオリジナル・ライナーで讃えているように（笑）、様々な音楽好きにアピールできる内容になっています。この冬一番の究極の「面白ブッ飛びアルバム」として大きなアピールをお願いします！