ストレイト・トゥ・ザ・ハート STRAIGHT TO THE HEART

アーティスト
ナヴァロ
NAVARRO
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2005/06/15
品番
VSCD2101
税込価格
2,970円
シリーズ
AGUA INTERNATIONAL
ジャンル
バーコード
4540399021010
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
70年代後期のキャロル・キングを支えた6人の精鋭たち、ナヴァロ。そのコロラドの大地が育んだアーシーでダイナミックなサウンドはフールズ・ゴールドやシルヴァー、ときにポール・コットン在籍時のポコを彷彿とさせるウエスト・コースト系のプレAORサウンド!!正統派イーグルス・フォロアーの匂いもする78年発表のセカンド・アルバム全曲に加え、ボーナス・トラックとしてキャロル・キングやニック・デカロも参加した77年のファースト・アルバムからも嬉しいセレクト!!全16曲収録。デジパク仕様。

楽曲リスト

DISC1

  • 1. RUN AWAY
  • 2. STRAIGHT TO THE HEART
  • 3. MYSTERY
  • 4. REALENGO
  • 5. THERE'S A WAR
  • 6. ALREADY HERE
  • 7. CAN YOU SEE ME
  • 8. NIGHT FALLS
  • 9. IT'S ABOUT TIME
  • 10. SAVE YOUR GOODBYES-BONUS TRACK-
  • 11. YOU
  • 12. ONE OF THESE DAYS
  • 13. CAUGHT IN THE DOOR
  • 14. LAYING MY LIFE DOWN
  • 15. WHAT IT IS
  • 16. LISTEN

■キャロル・キングがチャールズ・ラーキーとの別離を経てオードとの蜜月時代を終えた70年代後期、3番目の夫となるリック・エヴァーズと新天地コロラドで制作したアルバムが“SIMPLE THINGS”(1977)と“WELCOME HOME”(1978)の2作品。この重要なバッキングを担う6人組がナヴァロだ。70年代初期同じくキャロル・キングの活動を支えたダニー・コーチマーらのセクション一派については多く語られていても、このナヴァロに言及することは今まであまりなかったように思う。フールズ・ゴールド、シルヴァー、ファンキー・キングス、ポコ等も想起させ、70年代後期のウエストコースト・サウンドやAORファンを魅了するこの隠れた名作を、是非この機会に再評価していただきたい!

■収録曲のほとんどはバンドの中心人物であるマーク・ホールマンとロバートマッケンティーのペンによるもので、アーシーかつメロウな佳曲がずらっと並んでいる。中でも冒頭を飾るはアルバム中最もキャッチーでメロウな味付けのホールマン作品!!他に彼の作品では、ニール・ヤングの「サザン・マン」風イントロのやフルートの導入からアコギの絡みが美しく印象的なやNRBQを想わせる、ちゃめけたっぷりのあたりもオススメ。マッケンティー作品ではサウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドや70年代後期CSNあたりに通ずるが西海岸の風を存分に感じさせてくれるだろう。ボーナス・トラックからは、ピアノ、ストリングス、ハーモニーが三位一体となった美しい、キャロル・キングがピアノを奏でる、ニック・デカロがアコーディオンで参加したがグッド!!

■キャロル・キングはナヴァロをバックに2作品をレコーディングした後、夫リック・エヴァーズの突然の死を乗り越え、テキサスのオースティンへ飛ぶ。そこで出会ったジェリー・ジェフ・ウォーカーのバンドを起用してレコーディング。そこでもナヴァロのマーク・ホールマンは共同プロデューサー兼バックミュージシャンとして活躍し、82年のアルバム『ワン・トゥ・ワン』までトータル5作品、6年間に渡りキャロルの良きパートナーとなったわけである。ホールマンは彼女の低迷期を支えた重要な人物といえるだろう。

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