クルージング CRUISING

その揺るぎない歌唱力と、他の追随を許さないステージでの存在感で、着実にファンを獲得して来た中沢ノブヨシ。長きに渡るキャリアの中、数々のカヴァー・ソングを歌い、自身の血肉にしてきたが、カヴァー・アルバムというものは一度も発表してなかった。そんな中沢が、2013年遂に70年代楽曲を中心にしたカヴァー・アルバム『Covers?Mellow?』を発表。各地で大好評となる。その成果を受け、2014年８月にカヴァー・アルバム第２弾『Covers?Vintage?』を発表。60年代を中心に選曲されたこの作品は、日本中のミュージック・ラヴァーの指示を受けている。そして、その勢いにのってオリジナル作品としては２年ぶり通算３作目となる『Cruising』のリリースを緊急発表！今の中沢ノブヨシを表すがごとく、肩の力の抜けたゆったり感が作品全体を包みつつも、やはり根底に流れるソウルフルな歌声は健在！！ファンの期待を裏切らないオリジナル作品が誕生した。

本作には2013年にシングルとして発表した、EXILE USAのライフ・ワーク・プロジェクト『DANCE EARTH』のDVD書籍の挿入曲「DANCE EARTH?Change The World?のテーマ」や、初代タイガーマスク基金のテーマソングとして書き下ろした「ありったけの愛を」を収録。そして本作に書き下ろされたホヤホヤの新曲も加わり、バラエティに富んだ作品に仕上がった。

前作『REAL NATION』は、バンド・サウンドにこだわったグルーヴィーな作品だったが、本作は、究極のひとりアルバムとも言うべく、ほとんどの楽曲の作詞・作曲・演奏を中沢自身がひとりでこなし、自らを可能性追求すべく自分率の高いアルバムとなっている。

“人生、Cruisingのようなもの・・・”本作を聴けばきっとそんな言葉が聞こえてくるはず。人生の旅路、次なる港はどこへ辿り着くのか？先行きを楽しみに感じさせてくれる、そんなアルバムを聴きながら、ゆっくりとほどけていく心を楽しんで欲しい。