イッツ・ア・スワンプ・タイム It’s a Swamp Time

アーティスト
Kohji Suzuki(幸治)
Kohji Suzuki
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2008/12/22
品番
VSCD3384
税込価格
2,750円
ジャンル
サブジャンル
SWAMP ROCK
バーコード
4540399033846
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
湯川れい子氏のお墨付きでセンセーショナルなデビューを果たし、ナッシュヴィル、メンフィスの他、ネヴァダ、テキサス等米国内でのライヴ活動やアルバム制作、そしてかのジェームス・バートンの2度の来日公演でのジェームスとの共演等々、長年アメリカ南部系音楽に携わってきたポップス・シンガー、Kohji Suzuki(幸治)の満を持してのニュー・アルバムが登場!! 音楽プロデュース&ギターはラストショウ、細野晴臣&ワールドシャイネス、Dr.Kプロジェクトで活躍する我が国のカントリーロック、スワンプ・ギターの第一人者、徳武弘文が担当。

■ 幸治の音楽は、エルヴィス等の南部スタイルを軸に、ロカビリー、カントリー、R&B、スタンダード系ヴォーカル等がミックスされたものだから、今回のテーマがそういった南部音楽のゴッタ煮という意味での“スワンプ”というのは大いにうなづけるところ。ただ、幸治の場合、そういった南部ルーツ・ミュージックと伝統的な男性ヴォーカル風スタイルが、一般的な「ロック」を経由せず直接出逢ってしまったような、独特の純朴さとアダルト・ヴォーカル・ムードが共存しているところが大きな特徴で、日本では他に例がない。

■ 収録曲は幸治自身のライヴ同様、オリジナルから思わぬ作品のカバーまで実にバラエティ豊か。先日他界したスワンプ・カントリー・ギターの王者ジェリー・リードへのトリビュートともなる、初の和製スワンプ・ロカビリーの傑作「Truck Driver」、近年のトニー・ジョー・ホワイトやクラプトンも彷彿とさせる「My Way Blues」、チップス・モーマンのメンフィス・サウンドへの傾倒が伺われる、バリー・マン作のポップ・クラシック「Angelica」、デュアン・エディー・スタイルのトゥワンギーや骨太なスティールが登場するブルース・ロカビリー調「My Blue Heaven」、ナッシュヴィル・スタイルにメンフィス風味が加わった堂々たるポップ・バラード「The (Elvis) Letter」、ナッシュヴィルからスワンプ・ラインの素朴で深いアコースティック・バラード「From a Winter Place」「Do You Know」、ブルー・アイド・ソウルとカントリーのミックス「Blue Lonesome Lady」、スタックス系を思わせる、ファンキー・ナンバー「I Got a Feelin’ in My Body」とカントリー・ソウル風オリジナル「Ordinary People」、そして、エリック・カズとスティーヴ・ドルフの共作による名曲に今回新たに湯川れい子氏の日本語詞がついた「I Cross My Heart 愛の絆」…と、日本語のオリジナルもありながら、全曲完全にアメリカン・ムードたっぷりな仕上がり。南部系サウンド全般、男性ヴォーカル、ギター・サウンドに興味のある方々は全てマストといえる作品。

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