らしゃめん RASHAMEN

■鰐淵晴子…1945年4月22日生れ。父はバイオリニスト鰐淵賢舟、母はドイツ人。六歳でヴァイオリンデビューし、天才少女といわれる。1952年に『母子鶴』で銀幕デビューし、1955年に『ノンちゃん雲に乗る』のノンちゃん役でブレイク。その後も『手さぐりの青春』『伊豆の踊子』『ウナ・セラ・ディ東京』『丹下左膳』、大林宣彦第一回監督作品『ハウス』、『悪魔が来りて笛を吹く』、林海象監督の『ZIPANG』や“濱マイク・シリーズ”『我が人生最悪の時』『遥かな時代の階段を』、近年では『着信アリ』『天国の本屋?恋火』など数多くの映画、TVドラマ、舞台に主演・出演している。

■らしゃめん…石原裕次郎の「昭和たずねびと」や森昌子、島倉千代子、ダ・カーポ等を手掛ける作詞家、杉紀彦が中心となり制作し、1976年にリリースされた。らしゃめん(洋妾）となった女の哀しみを1枚のアルバムで表現したストーリー性のある舞台的なアルバム。本作の作詞は全て杉紀彦によるもの。そしてリリース翌年には映画化された。監督は奇才、牧口雄二!!（『五月みどりのかまきり夫人の告白』『戦後猟奇犯罪史』『広島仁義　人質奪回作戦』など）

■参加アーティスト･･･加藤和彦（元ザ・フォーク・クルセイダーズ、元サディスティック・ミカ・バンド。「あの素晴しい愛をもう一度」や井上陽水（アンドレ・カンドレ）のデビュー曲、森山良子、オフコース、竹内まりや、岡崎友紀、吉田拓郎等の作曲、プロデュースしている）井上忠夫（ジャッキー吉川とブルー・コメッツに参加。フィンガー5の「恋のダイヤル6700」「学園天国」、シブがき隊、郷ひろみ、ラッツ＆スター、南野陽子等の作曲を手掛ける。なお1981年以降は井上大輔名義となる）きくち寛（シンガーソングライター。森進一、古谷一行、真咲よう子ら多くの歌手に作品を提供。校歌や社歌、施設の園歌の制作なども行っている）など。編曲はすべて石川鷹彦。\r

【紙ジャケット仕様】