モダン・ポップ・パーカッション MODERN POP PERCUSSION

アーティスト
ヴィンセント・ジェミニアーニ
VINCENT GEMIGNANI
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2005/04/06
品番
VSCD9307
税込価格
2,640円
シリーズ
Production Dessinee
ジャンル
バーコード
4540399093079
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
★フレンチ・ブラジリアン最高峰、ヴィンセント・ジェミニアーニの激レア盤が登場!! 須永辰緒氏の人気ミックス・テープ「organ b.suite」収録のキラー・トラック「Liberalia」を筆頭に、実験性とポップが絶妙のバランスで同居した珠玉の楽曲が満載!! ムジカロコムンド2掲載&人気コンピ『Brazilissimo』収録曲!!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. Promethee
  • 2. Ophis le serpentaire
  • 3. L'oiseau sans pieds
  • 4. Titania
  • 5. Condylura
  • 6. "Le grand mouille"
  • 7. Silences
  • 8. Insidieusement les elfes
  • 9. Megalopolis 1000' avenue
  • 10. Liberalia
  • 11. Alice

■彫刻家/オリジナル楽器を創作家としての顔も併せもつヴィンセント・ジェミニアーニは、現代音楽畑のパーカッション奏者/作曲家としてファンにその名を知られる。パリ・コンセルヴァトワール卒業後、1959年にパリ・パーカッション・アンサンブルを結成した彼の最高傑作に挙げられるのが本盤!コンテンポラリー・ミュージック、ジャズ、ファンク、ブラジリアンなどをハイブリッドに交配して生まれたサウンドは、実験性とポップが絶妙のバランスで同居しており、その自由度の高さには脱帽させられる。

■不協和音、ミステリアスなコーラス、スキャット、荘厳なオーケストレーションを礎に構築された洗練の極みとも言えるファンク・ナンバー「Ophis Le Serpentaire」を皮切りに、アヴァンギャルドなミュージシャンとしての一面を垣間見せる「L'oiseau Sans Poeds」、エフェクティヴで透明感溢れるピアノをフィーチャーしたアコースティックなジャズ・ファンク「Insidieusement Les Elfes」など、素晴らしい楽曲が次々と登場する様相はまさに壮観!そしてこのアルバムのベスト・トラックとして名高いのが、『真夏の夜の夢』の舞台用に作られた「Liberalia」。軽快なサンバ・ビート、快活なホーン・セクションにオシャレ度120%の混声ダバダバ・コーラスが加わるゴキゲンでコケティッシュなこのキラー・チューンの出現が、綿々と続くフレンチ・ブラジリアンの発掘にトドメを刺す!

■ジェミニアーニをユニークな音楽家たらしめているゆえんは、彼がオリジナル楽器を創作する才に恵まれていた点にある。実際、彫刻家の父親から譲り受けた手先の器用さという天分を存分に生かして、幾多の独創的な打楽器を開発、考案した。ギリシャ語で「雷」を意味する「ブロンテ」もそのひとつ。共鳴器によって増幅された金属製のキーボードを携えるこのニッケル銀製のインストゥルメントは多くの作曲家の注目を集めることとなり、クロード・ボラン、ウラジミール・コスマ、ミシェル・ルグランらが手掛けた映画のサウンドトラックでも使用された。 

ディスコグラフィー

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