イスィリアル・ウェーブ1983 Ethereal Wave 1983

アーティスト
コクトー・ツインズ
Cocteau Twins
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
2CD
発売日
2022/09/21
品番
VSCD4546/7
税込価格
3,080円
ジャンル
バーコード
4540399321592
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
元祖シューゲイザーとして再評価著しいバンドの、デビュー翌年に行われた、メンバーチェンジ前と後の2つのライヴを収録

楽曲リスト

DISC1

  • 1. Hearsay Please
  • 2. Garlands
  • 3. Alas Dies Laughing
  • 4. Dear Heart
  • 5. Feathers Oar Blades
  • 6. Hazel
  • 7. Shallow Then Halo
  • 8. Peppermint Pig
  • 9. Wax and Wane
  • 10. All but An Ark Lark

DISC2

  • 1. When Mama Was Moth
  • 2. The Tinderbox (of a Heart)
  • 3. From the Flagstones
  • 4. My Love Paramour
  • 5. Sugar Hiccup
  • 6. Hitherto
  • 7. In Our Angelhood
  • 8. Musette and Drums

4ADというレーベルには固定のファンが多い。その初期にはバウハウス、全盛期にはピクシーズやスローイング・ミュージズなどが看板的な立ち位置にいたが、レーベルのイメージを作っていたのは、レーベル・オーナーのアイヴォ・ワッツ・ラッセルのユニットであるディス・モータル・コイルとコクトー・ツインズだったのではないだろうか。コクトー・ツインズは、ギターのロビン・ガスリーとヴォーカルのエリザベス・フレイザーを中心としたユニットで、79年に結成され、82年にデビューした。ゴシックやポスト・パンク的な方向性にアンビエント的なエコーを加えたサウンドは、シューゲイザーの原点とも言えるもので、再評価が高まっている。このCDには、デビュー翌年である83年に行われた2つのライヴを収録。前半は、4月19日にロンドン・ハマースミス・オデオンで行われたライヴ。19、20の2デイズで、OMDのオープニング・アクト的な出演だったと思われる。メンバーにはガスリーとフレイザーのほか、結成メンバーであるウィル・ヘッジー(b)が参加。この2週間前にリリースしたばかりのEP『Peppermint Pig』からの曲などを演奏している。後半は、10月8日のロンドンの現代美術館で行われたライヴ。この時は10月4日から9日までの6日間にわたって行われた、"POP! Goes The Easel"と題したロック・ウィークの企画に参加したもの。この時は10月31日にリリース予定の2ndアルバム『Head Over Heels』のツアーの一環でもあり、同作からの曲を多めに演奏。脱退したヘッジーの代わりにサイモン・レイモンドが参加している。同じ年の異なった性格のライヴを収録した、興味深い内容だ。