ディキシー・ブギ‘73 Dixie Boogie ‘73

アーティスト
リトル・フィート
LITTLE FEAT
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
2CD
発売日
2023/08/16
品番
VSCD4601/2
税込価格
3,410円
ジャンル
バーコード
4540399322759
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
セールスの不振に苦しみながらも演奏は絶好調。名作『ディキシー・チキン』を作り上げた73年のツアーからニューヨークとデンヴァー公演を2CDで!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. A Apolitical Blues
  • 2. Got No Shadow
  • 3. Willin'
  • 4. On Your Way Down
  • 5. Walkin' All Night
  • 6. Interview
  • 7. Two Trains
  • 8. Fat Man In The Bathtub
  • 9. Sailin' Shoes
  • 10. Cold, Cold, Cold
  • 11. Dixie Chicken
  • 12. Tripe Face Boogie
  • 13. Teenage Nervous Breakdown

DISC2

  • 1. A Apolitical Blues
  • 2. Two Trains
  • 3. Got No Shadow
  • 4. The Fan
  • 5. Texas Rose Cafe
  • 6. Snakes On Everything
  • 7. Cat Fever
  • 8. Walkin' All Night
  • 9. Sailin' Shoes
  • 10. Dixie Chicken
  • 11. Tripe Face Boogie
  • 12. Willin'
  • 13. Cold, Cold, Cold
  • 14. Fat Man In The Bathtub

『ディキシー・チキン』リリース後に始まったツアーから、2枚のディスクに4月19日のニューヨークと7月19日のデンヴァーの2公演を収録。リトル・フィートというバンドは、その高度な音楽性と演奏力に反してなかなか売れず、特に初期はセールス不振が原因で二度も解散の危機に瀕している。一度目は、2ndアルバム『セイリン・シューズ』(72年)をリリースした後。当時はローウェル・ジョージ(g, vo)とビル・ペイン(key, vo)の双頭バンドといった趣で、そこにローウェルのマザーズ・オブ・インヴェンション時代の同僚、ロイ・エストラーダ(b)とリッチー・ヘイワード(ds)のリズム隊が加わるという4人組だった。最初の2枚のアルバムは評価こそ高かったものの売れず、エストラーダはバンドを脱退してキャプテン・ビーフハートのマジック・バンドに加入する。リトル・フィートは、ケニー・グラッドニー(b)、ポール・バレア(g, vo)、サム・クレイトン(per, vo)を迎えて6人編成として復活。73年1月にニューオーリンズ・ファンクを取り入れた『ディキシー・チキン』をリリースするも、またもセールスは惨敗。バンドは二度目の解散の危機を迎える。今では名作と誉れ高い『ディキシー・チキン』だが、当時は売れないバンドの売れない作品だったわけだ。リトル・フィートの73年とはそんな年だった。しかし、それと演奏の内容はまったく関係なく、音楽的な冒険と演奏の可能性を最も追求していたと思われる時代、かつ、後の音楽的な方向性の分断もまだない時代とあって、非常に濃厚なグルーヴを聴かせてくれる。この時期のフィートの演奏は全て聴きたいという人も少なくないだろう。

ディスコグラフィー