コンプリート・ギタリスト Complete Guitarist

SGGW (Stefan Grossman's Guitar Workshop)シリーズ、昨年に続き、続々リリース！ステファン・グロスマンが1970年代に運営していた伝説のアコースティック系レーベル、KICKING MULEのカタログ音源の中からアナログでしか聴けなかった名盤の初ＣＤ化、再ＣＤ化を中心に、新編集のコンピレーションや完全新録物なども続々とリリース。（デイヴィ・グレアム）　1963年に「The Guitar Player」でデビュー。1964年「Folk Roots, New Routes」、「Folk, Blues & Beyond」（名盤！）、1966年「Midnight Man」、1968年「Large as Life & Twice as Natural」、1969年「Hat」と立て続けにリリースするも、1970年「Godington Boundary」を最後にリリースから遠ざかる。そしてステファン・グロスマンが設立したKICKING MULEから1978年に本作、そして1979年に「ダンス・フォー・ザ・ピープル」がリリースされるも、それ以後、オリジナルアルバムとしては20数年間リリースは無かった。そして2007年「Broken Biscuits」で待望の復活を果たしたが、ファンの喜びもつかの間、2008年の訃報となったのである。ちなみにポール・サイモンがプレイした事によってフィンガーピッカーの必修曲にもなった「アンジー」は彼のオリジナル。ペンタングルのジョン・レンボーンやバート・ヤンシュの先輩格でもある。