ミコ・ジャズ・ライヴ・イン・北九州 MICO JAZZ LIVE IN KITAKYUSHU

1998年に自主制作盤の形で発売され（録音年は1997年）、ごく一部のファンにのみ販売されて、「幻の名盤」と長い間ファンの間で再発が望まれていた本作がついに、10年の歳月を経て日の目をみる。熱烈なミコ・ファンを自認する北九州の高野啓一氏によるプロデュースで、当時、高野氏の自費で制作され、ごく少量が流通しただけで、現在、内容の良さからネット上（オークションなど）では１万円近い価格が付くプレミア盤で、まさにファン待望の再発盤。再発に合わせて、マスター・テープのクリーニングに始まり、リミックス、リマスタリングを新たに施し、ライヴのリアル感を前面に出した高音質盤としての再リリース。オリジナル盤はリバーブなど音質面に難点を指摘するファンも少なくなかったが、これらはすべて改善されている。松浦孝氏のオリジナル・ライナーもそのまま再掲載。加えて、プロデューサーの高野氏の新たな書き下ろし解説と、70年代に活躍した伝説のロック・バンド「めんたんぴん」のボーカル、佐々木忠平氏による新たな書き下ろし解説も掲載。ジャケットは見開き紙ジャケ仕様。