Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <The Beatles – A Hard Day’s Night~ビートルズがやって来るヤァヤァヤァ>

今回は自分の一番好きなバンド!と言えるビートルズの初期の名作A HARD DAY’S NIGHT (ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)の考察デス!

ジャケットデザインの違い〜一番ポピュラーなのはこの英国盤。一応「サントラ」と言うことになってますが、実際は映画で使われた音源ではないオリジナル新録が多数入ってます。

これは当時の日本国内盤。内容は英国と同じですが、デザインは日本独自。一番カッコいい!と思ってます。レコード自体も日本独自の赤いカラービニール。いわゆる「赤盤」でした。

これがアメリカ盤。そしてこれが本当のサントラでした。映画で使われた楽曲のみで構成され、新録は未収録。ジョージ・マーティンによるオーケストラ曲が今となってはレアですね。レーベルも映画と同じ UNITED ARTISTS。正式名称も「A Hard Day’s Night (Original Motion Picture Sound Track)」

 

みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構です!
相変わらず、ワタシといえば、この1年半以上を自粛期間で元来のチョー夜型ドラキュラ生活をさらに拡張して寝苦しい日々を送ってきました。それもこれも政府や行政の親分様らが「我慢して耐えてればじきにこんな事態は収まる」とその一点張りで言ってきたからデス!
その間、生活や環境がどんどん塞がっていくのも「慣れる」と自らに言い聞かせて「やまない雨はない」の一心で。
しかし、「安心安全」ははるか彼方、コロナ感染者数はここにきて過去最大!金も出ない!もうイケマセン!自分は三密対策、いつでもどこでもマスク、消毒第一、など厳守して自己防衛しますが、周りの人たちが自由な活動を始めても、もう「ストップ!イン・ザ・ネーム・オブ・自粛!」な気持ちにはなれません。どうそご自由に!とも言い難いのですが、スルーすることに。無念です!
なので今後は自己判断。例えば9月11日に新木場アゲハで予定の近田春夫古希祝祭イベント「BPM SYNDICATE」にもそのあたりの状況次第ではドタキャンもありますのでご了承くださいますよう。ましてや、自分のイベントはなおさらデス!ロンナイは11月まではありませんし、GRCも9月の予定は未定。オルガンでのCROSSROADSも同様です。残念です!
こうなったら国や都には期待せず、自分の防御をしっかりして自己管理生活をコロナ明けるまで継続するのみ。ラジオとインスタライブくらいで発信したい。そういう気持ちです。そのラジオの内容をここにもまた紹介させてもらいます。
先週はビートルズのアルバム「A HARD DAYS NIGHT」(自分的には原題の「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」に寄せますね)を紹介しました。素晴らしいアルバムでゴキゲンな曲ばかりが並んでます!から。では以下にいつものように自分の書いた進行表を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。

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Kenrocks Nite ver<The Beatles – A Hard Day’s Night~ビートルズがやって来るヤァヤァヤァ> 7.30OA 2021
みなさんこんばんは!大貫憲章です。7月30日金曜日の深夜2時になりました。ゴキゲンRADIO いよいよスタートです。しかし、なんだかんだの明神下で、7月ももうおしまい。こないだ6月がおしまいって言ったばかりなのに、ヤイハーだわ、時間は。そして夏もいよいよ真っ盛りだよね。寒いのも嫌いだけど暑いのも嫌だ。近年の日本は極端化してるから尚更だ。てなわけで、今夜もまたゲストいないんでワタシの趣味からお送りしようと。ビートルズをたらふく!色々喋る前に1曲、てか、今夜はアルバム1枚なるべくフルで紹介します。

M-1 A Hard Day’s Night / The Beatles (John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

<トーク1> 受けて解説〜今日7月30日はビートルズの初期のベストアルバム「Yesterday & Today」が全米1位になった日。ここから5週間連続1位。このアルバムは北米の編集盤で一番の話題は最初のアルバムのジャケがデザイン的にグロい、ヤバイということで発売直前で差し替えられた。いわゆる「ブッチャー・ジャケット」。白衣を着たメンバーがバラバラの赤ん坊の人形と肉片をいじってるシュールなもの。ジョンとポールのベトナム戦争反戦メッセージとか言われたり。おかげで希少なそのアルバム、昨年、オークションに出て2500万というレコードでは史上3位の価格で落札。ウチにもないか?あるわけないです!でも、今夜はそこじゃない。同じビートルズの話題でも64年の7月にリリースされた彼らの初の映画のサントラ風味の3作目の「A Hard days Night」を聴いてみようって。なぜか?大貫の大好きなアルバムだから!!ヘルプもいいけどサントラ風なら断然コレ!初期のビートルズの集大成&傑作。頂点!特にジョン・レノンの魅力大爆発。では、ここからいくつかをまとめて〜

M-2 I Should Have Known Better / The Beatles (John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-3 I’m Happy Just To Dance With You / The Beatles (Geroge Harrison)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-4 Tell Me Why / The Beatles (John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

<トーク2> 受けて解説〜ここからバラッド。その前にサントラ風味というのは確かに映画「A Hard Day’s Night」にフィーチャーされた曲が大半。でも、それは英国仕様の作品で日本発売のも同様だけど、米国仕様のとは内容が大きく異なる。アチラは明らかなサントラ盤で映画で使われた曲のみで構成。ジョージ・マーチンのオーケストラの曲がしっかり入ってる。レア度は高いかも。ジャケも違ってたし。それで全米1位を13週間独走!ではここでバラードを

M-5 If I Fell / The Beatles  (Paul McCartney/John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-6 And I Love Her / The Beatles (Paul McCartney)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

<トーク3>受けて解説〜収録された13曲のうち10曲をジョンが作曲。なのでこのアルバムは圧倒的なジョン・レノン・カラーに染まった作品、と言われますが、正直、聴いて思うのは、この頃の彼らはそこまで住み分けていたとも思えません。ライバル心よりとにかくいい曲書いてヒットさせたい、って気持ちじゃなかったのか?二人とも。それは多分66年頃まで、つまりツアーに出てる間とかはツアー第一で曲作るだけで精一杯じゃ?リボルバーあたりから?、シングルだともうちょい後67年のストロベリーやペニーレインとかあたりから徐々に変化の兆し〜

M-7 Can’t Buy Me Love / The Beatles (Paul McCartney)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-8 Any Time At All / The Beatles (John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

29’00” CM
30’00”

<トーク4>2’00” 受けて解説〜今夜は1964年の7月に英国で発売されたビートルズの3枚目、初の映画「「A Hard Day’s Night」 のサントラ風味のアルバムを紹介しました。しかし、映画の日本タイトル「ヤァ・ヤァ・ヤァ・ビートルズがやって来る!」と発売時は同じタイトルだったのに00年代からそれを取っ払ってオリジナルに準じたスタイルにしたんだけど、なんでヤァ〜がいかんのか?今なおワタシは不満デス。時代感が薄れるぜ〜〜!!!では時間まで曲をエンジョイ!(これ以降は時間で曲カット可)

M-9 Things We Said Today / The Beatles (Paul McCartney)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-10 When I Get Home / The Beatles (John Lennon)
「A Hard Day’s Night」 CP32-5323

M-11 I’ll Be Back / The Beatles (Pauk McCartney/John Lennon)
「A Hard Day’s Night  CP32-5323

いかがでしたか、今夜の Kenrocks Nite ver2?前半は大貫憲章の選ぶビートルズのゴキゲンなアルバムその1。で最初の映画のサントラとして出た「ハード・デイズ・ナイト」を紹介しました。ビートルズは60年以上前のロックバンドですが、今なお世界中で知られて人気も絶大。レジェンド中のレジェンド。個人的にはメンバー個々とかじゃなく、ビートルズというバンドに興味があるんですね。これは理屈じゃなく体験の衝撃かな。時代との遭遇。では今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章でした!それじゃまた来週!ADIOS AMIGOS!!!