Blog by 大貫憲章

『LONDON NITE X’mas 2014〜34th Anniversary 』レポート

今年もこの押し詰まった年末の第3土曜日に、恒例のLONDON NITE X’masを開催しました。こうして毎年「恒例行事」として開催出来るのも、まさに、ひとえには来てくれるお客さんが大勢いる、ということの証であり、周囲の関係者、DJ含むスタッフ、出演者など多くの皆さんのおかげだと、心に強く刻む今日この頃、というか、毎年の思いです。

ほとんどはいつもと同じでしたが、大きく違った点もあったのが、2014年のこのパーティーです。というのは、おいでになられた方は、あるいは情報を見聞きした方はとうにご存知かと思いますが、今回は都内で、しかもオールナイトではなくデイタイムでの開催、ということになりました

 これまで長い間、そう、20年以上も川崎のCLUB CITTAでオールナイトで開催していました。そのある意味「伝統」にピリオドを打ったことになります。ここに至るまでにはいろいろ自身、葛藤というか悩み考えました。しかし、決断したのは自分自身で、それはもう2013年のラスト・チッタでの、つまり去年のロンナイX’masの時点では固まっていました。なので、2013年が川崎最後、ということで行い、今年は心機一転での都内開催となったわけです。

詳しい事情はここで書く暇がありませんし、そういうレポートでもないので、簡単に。要するに多くの人たちの意見をここ数年聞いていて、そのことがこの決断の大いなるポイントになりました。川崎チッタさんにはまったく申し訳ないことになりましたが、今後もイベンターとしてチッタワークスさんとは結束して共同でロンナイX’masは開催していくつもりです。

さて、相変わらず長い「まくら」になりました。ここからが本編です(苦笑、って自分で言うな)。

12月14日土曜日、会場になったのは新宿の都庁そば、西新宿の駅近くのタワービルの中にある、比較的新しいハコのReNYです。チッタに比べるとやや狭い印象は拭えませんが(楽屋やステージ周りの回廊など付帯設備含め)、今年夏開業という新しさや器材の面などアドバンテージも多く、お客さんからの評判もおおむね良好なものが多く、まずはひと安心でした。お客さんの感覚が何より優先されますからね。

キャパ的には会場サイドは1000ということですが、自分の感覚では、500〜600くらいが「快適」に感じられました。ライブをただ眺めるだけならまだしも、ロンナイは「ダンス」の場でもあり、ギッチリ詰めることは避けないとダメですから。なのでそういう意味からも今回はいい感じだったと思います。

今年の出演者についてはすでにお知らせしてあると思いますが、バンドが4組、DJが総勢14人、という大所帯。いずれもがロンナイのこれまでの歴史の中で知り合った仲間たちで、そういう点もほかのイベントとロンナイが異なる部分なのかもしれません。つまりは、お客さんも含め、この会場内にいるほぼ全員が「ロンナイ・ファミリー」なのです。そういう思いで自分はやってるんです。初めて来た方も一歩足を踏み入れたらもう「仲間」です。Rock Craze Familyなんです。

繰り返しになるので詳しいコメントは避けますが、バンドは鶴川くんのBLOWからチバくん、イマイくん、タツヤくんの1年ぶりのライブとなるGolden Wet Fingersまで、全部個人的にも繋がりのあるミュージシャンたちです。鶴川くんは、かつて「めんたいビート」なるブームが起こった頃に出会ったロッカーズのギタリストのひとりで、ボーカルで今や俳優でおなじみの陣内くんらとツバキのロンナイによく来てくれてました。それは、モッズとかも同じですね。毎回のように出てくれているLOW IQ 01ことイッちゃんは今回はMASTER LOWではなく、RHYTHM MAKERSというバンドで登場でした。リハからいて最後まで残って、DJたちと打ち上げまでしてたのは彼くらいです。そこまでロンナイあるいはロンナイのDJや雰囲気が好きなんだなー、とこちらが感心しちゃいました。Facebookで見た、楽しそうな居酒屋での姿がなによりそのこを物語っていましたね(笑)。ギターウルフは、もうこれまた長い付き合いです。20周年のお台場のゼップ東京でのイベントにもトリで出てもらいました。あの時から14年も経ってるなんて。いろいろ変わり、まだまだ変わらない、そんな気持ちです。

DJでは、久しぶりに昔の仲間のLODIOくんに出てもらい、あとはDr.IHARAくんに、ここ10年くらい故川村かおり(カオリン)さんの盟友で、DJ付き合いの多かった坂田かよさんにもお願いしました。みんな快く受けてもらいました。Kensho’s Little HelperのKUMAくん(British Pavillion主宰)やその盟友でありLODIOくんの後輩にもあたる加藤直樹くん、若い女子力万全の見た目カワイイ、けどDJぶりはHARDCOREなMAOkunにも感謝です。

ほかにもいろいろレポートしたいこといっぱいありますが、報告書じゃないのでこのへんにしときます。これでいよいよ来る2015年はLONDON NITE 35th Anniversaryというひとつの節目の年になります。1980年に始めた時にはこんなに、というよりツバキが87年に閉まった時に辞めることも考えたんで、まさか自分の生きた人生の半分以上にも継続するなんて、ホント、夢にも思いませんでした。29歳で始めて、来年の2月で64歳ですからね。一応「若者」でスタートして今は「ジイサン」の範疇です(苦笑)。でも、まだまだ。辞める理由がないので、お客さんがいる限りはやるつもりです。まぁ、気力はともかく、体力、生理的なコントロールは昔のようにはいかないこともままありますが。そこは「気合い」です。

そこで早速ですが、お知らせ。その自分の誕生日の2月22日、たまたま日曜日なので、デイタイムのイベントを誕生祝い&ロンナイ35周年記念混ぜて、さらに自分もDJしているイベント「NUGGETS」も盛って、とにかく賑やかにパーリー気分でいこう!とばかりにヤリます。会場はそのNUGGETSを開催している渋谷のasiaです。O-Eastの斜め向かいあたりですね。ハーレムと逆方向の。もう出演者もだいぶ固まりつつあります。ライブありDJもちろんあり、飲めや歌えや踊ろよベイビーな会になればウレシー限りです。

詳細はまた追ってお知らせしますので、ここやfacebookやウチのHP www.kenrocks.netなどチェキっておいてください。年明けすぐに第1弾の発表がある予定です。

また、かなり先、ですが、2015年のLONDON NITE X’mas Special ~ THE 35 TH Anniversary Memorialはすでに会場を恵比寿のリキッドルームでデイタイム開催が決まっています。今から一年先の12月19日のSaturday Partyを頭に入れといてくださいね。

まずは、今年もこの「月刊大貫憲章」を見てくれてありがとうございました。来年も頑張ります。みなさんにとって2015年が良い年であるよう、お祈りします。では、また会いましょう。

タツヤくん(GWF)とかよ姐さんの粋なツーショット!カッキーなああ。

モリアガリもフツーじゃない、The Golden Wet Fingersのライブ!チバ、イマイ&タツヤ

ロンナイ最強?軍団。つーか、ロンナイ好きな人たち。右の稲葉の隣のハットくんはLOW IQ 01こと市川くんじゃあーりませんか!まだ帰ってないの?もう店閉まるぜ。

ロンナイ女性陣DJ奮闘中。左がかよ姐さんで右がYU-TA姐さん。オラオラだわね〜〜〜

陣中見舞いに駆けつけてくれた写真家の石井麻木さん撮影による親子?なU-ichi&大貫。