Blog by 大貫憲章

LONDON NITE 04 いよいよ出ちゃいました!

 みなさん、大変にお待たせしました。ロンナイの新しいCD、その名もズバリ、シンプル・イズ・ベスト!にLONDON NITE 04です。前回が03なのでね。
 

 で、内容ですが、その前回、もう10年も前になるんですが、2005年に出したものが基本、80年代のニューウェーブとかがメインでしたので、そこから10年!というとでもないけど、今回は90年代以降2000年代まであたりのロンナイのマストヒットを、というので、いわゆる「メロコア」「スカコア」や「ミクスチャー」なんていうのをメインに並べてみました。
 なので、ちょうどロンナイ的にはミロス・ガレージからワイヤーあたりで毎週やっていた時期に重なります。そこらへんに遊びに来ていたみなさんには「チョー懐かしい」感じかも、ですね。もちろん、ここではパンクがメインですが、DJ自体はパンクばかりではなく、UKもの、例えばマンチェ・ブームとかのストーン・ローゼズとかジーザス・ジョーンズやブラー、レディオヘッド、ネッズ、スウェード、マニックスなんかも人気でした。もちろん、そこからプライマルやオアシスの時代が始まるんですが、そこはまた気持ち別なカンジですね。
 で、この新しいCD、すぐに初回分が無くなり、一時的に品切れ状態になるくらいに、みなさんから喜んでもらえてるんですが、前回の03が3500枚くらい売れましたから今回はそれ以上、4000枚いや5000枚くらいを目指していこうと。そうしたら、次のアルバムは案外早いタイミングで出せるかも、と思ってます。そう、次回はその90’S 以降のUKヒッツなんかでいこうかとすでに考えています。
 まずは、その前にみなさんにこの04を聴いていただかないと始まらないんで、よろしくお願いしますね!洋楽が売れない、とか不振とか業界ではしきりに言われますが、それは洋楽を知らない、聴いたことがない、聴きたくても何を聴いたらいいか分からない、周りで聴いてる人がいない、などというしょうもない理由で「洋楽離れ」の現象が起きているみたいです。バカバカしいやら悲しいやら。しかし、そうも言ってられないのが現実なので、自分、不肖この道45年以上の音楽評論家、それも洋楽専門、特にイギリスのビートルズ以来の音楽にハマッた人間として、洋楽の楽しさ、面白さ、奥の深さ、幅も広いよ!てなことをこの先伝える義務があると確信していますので、みなさん、お友だちお誘いあわせの上、まずはワタシが心血注いできたロンナイのマストものから手始めに、です。
 とにかく、聴いてすぐ「ピン!」と感じるものがあるはず。知らなくても「いいじゃん!」となるはず、な曲がギッシリと詰まっています。全部で17曲。ほぼアメリカンですが、そんなことはどうでも、とにかくチェゲラッてください。聴いて楽しければイイんです。そこからスタートですから。
 

作品紹介「LONDON NITE 04 / VA 」(SICP-4466) 見開き内側にはオリジナルのジャケ写に品番。24ページブックレット解説(もちろん私の)に歌詞、対訳付き!これで税込2,000円ちょい。あらまぁリーズナブルだわ!よろしくdeath!