Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <Ike & Tina Turner>

10月27日土曜日放送のラジオKenrocks Nite ver2の内容

ジョン・フォガティー率いるCCR1969年の大ヒットのカバー。ワイルド&セクシーなステージアクションも話題でした!!アイク&ティナ・ターナーによるバージョンは、ほぼソコ・リチャードソンとアイク・ターナーによって編曲がなされており、官能的でスローテンポなイントロ部分にはアイクの野太くシブい声での語りがフィーチャーされ印象的。アイク&ティナ・ターナーによる「プラウド・メアリー」は、1971年の全米チャートで第4位を記録。ティナ・ターナーとビヨンセは、第50回グラミー賞の際にこの曲のカバーを披露している。

みなさん御機嫌よう!お祭り騒ぎというより破廉恥な馬鹿騒ぎハロウィーン(渋谷)も終了し、11月の到来です。

ここで先週末放送のラジオKenrocks Nite ver2の内容をここにも紹介させてもらいます。
この日のテーマはソウル・レジェンドのひとり、というかカップル、夫婦で60年代から70年代に一時代を築いたアイク・アンド・ティナ・ターナー!波乱万丈、紆余曲折、驚天動地の二人の軌跡はまさにDramatic!今回はロックとのつながりをメインにお送りしました。
以下にいつものように進行台本を直貼りします。コレがあなたの音楽生活の一助や参考になれば幸いです。
ラジオも引き続きよろしくお願いします。

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Kenrocks Nite ver2 <Ike & Tina Turner> 10.27 OA 2018

みなさんこんばんは。大貫です、カッチンです。10月27日の深夜2時回りました。10月も残りわずか、番組で次に会うのは11月ですね。本当に早いもんです。そういえば、こないだテレビ見てたら今時の小学校の授業のことやってて、英語の授業とか生活体験とか私の知らない世界になっていた、というカルチャーショックが。いや、進歩してるんだなー世界は。子どもいないから分からないし興味もない。そんな私ですが音楽はこの50年以上ずっと好きです。今夜は実際その頃からの活躍がある男女デュオ、アイク&ティナ・ターナーの60年第半ばの作品が紙ジャケリマスターで発売されたので改めて聴いてみようと。まずはフィル・スペクターのレーベルと契約して生まれたナンバーから。

M-1 River Deep Mountain High / Ike & Tina Turner『River Deep Mountain High』UICY-78845

<トーク2>受けて解説など 1966年、A&M傘下のフィル・スペクターのフィリーズ・レコードと契約。「リヴァ?・ディープ – マウンテン・ハイ」(River Deep?Mountain High)をレコーティング(アイクは録音に参加せず)。アメリカでは88位までしか上がらずスペクターを失望させたが、イギリスで3位まで上昇する大ヒットとなり、これがきっかけとなってローリング・ストーンズの1966年と1969年のアメリカ・ツアーのサポートアクトに抜擢され、2人は国際的スターへの足がかりをつかむ。続いて3曲まとめて。

M-2 My Babe / Ike & Tina Turner『Her Man…His Woman』UICY-78848

M-3 I Can’t Believe What You Say / Ike & Tina Turner『Chartbusters USA:2』CDCHD832

M-4 I Smell Trouble / Ike & Tina Turner『The Hunter』 UICY-78847

<トーク2>受けて解説など 『Her Man…His Woman』は66年にCencoからのリイシューで曲はリトル・ウオルターのカバー。I can’tは64年の人気ナンバー。I smellは「bold soul sister」が話題のブルーサムからの69年のアルバムからでボビー・ブランドのカバー。さらに3曲。ドリフターズのカバーに71年のアルバムのタイトル曲にその前の70年のアルバムからスライ&ファミリーストーンのカバー。

M-5 Save The Last Dance For Me / Ike & Tina Turner『River Deep Mountain High』UICY-78845

M-6 Workin’ Together / Ike & Tina Turner『Workin’ Together』UICY-78850

<トーク3>2’00” 受けて解説など こう聴いてみるとM-5は明らかに白人層を意識した作りでアイクが不参加なのも納得。M-6は全米25位の一番のヒット作。69年秋のストーンズのアメリカツアーに呼ばれ再び人気上昇。その勢いのままリバティーと契約しての最初のアルバムがCome Together。「プラウド・メアリー」は1971年春にシングルとしてリリースされ、ポップシングル・チャートで4位まで上昇し、アメリカのチャートにおける過去最高位を記録、1972年にグラミー賞を獲得した。その後アイク&ティナはアイクのDV問題などで76年解散。ティナはソロで大成功。バンドは91年殿堂入り。では時間まで。

M-7 Proud Mary / Ike & Tina Turner『Workin’ Together』UICY-78850

いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半は大貫が紙ジャケリマスターでCDまとめて発売されたアイク&ティナの60年代中期から70年代にかけての人気絶頂期の音源からさわりを。60年代初めでグラミー候補とすでに全米の人気者でした。そこからの16年間の記録の一部です。お知らせ ロンナイクリスマス12月16日日曜日です。バンドはシナロケにラーナーズ、グレート3、不良メルヘン、ショーコ&アキラ、前売り絶賛発売中!今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした!Adios Amigos!

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