Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <サザンロックによせて >

みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構です。人生いろいろ。日々頑張るのみ。と、達観したような口ぶりながら実のところ毎日がガチャガチャなんですが。さて、参院選も、そして個人的なこの時期の最大課題、2コお陰様で無事に終了し、ホッとしてるとこです。20日のLONDON NITE Summer Carnival 2019@江ノ島 OPPA-LAも、本日21日の渋谷 The RoomでのGRCも満面の笑みのうちに打ち上げさせていただき、感謝します。

 

 

 

 

では、いつものようにここにも20日、土曜日に放送したラジオ「Kenrocks Nite ver2」の内容など紹介させてもらいます。今回は告知が出来ませんでしたが、いわゆる「サザン・ロック」みたいな音楽を軽くザックリと紹介してみました。あくまで大貫個人の感覚でのチョイスですのでその辺は悪しからず。
では以下に自分の書いた進行表を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、あるいは参考になれば幸いです。

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Kenrocks Nite ver2 <サザンロックによせて >7.20 OA2019

みなさんこんばんは!大貫です、カッチンです!7月20日土曜の夜10時回りました。もう海山の季節ですよね。近年、キャンプがかなり流行ってる、というか日常化してるらしい。キャンピングカーやその他の付帯設備、グッズ類も豊富。自分が春に参加させてもらった富士山ふもと、河口湖近くのキャンプ場で開催されたGO OUT FESとかもあの寒い時期で満員御礼の賑わいでした。ロックフェスも常態化して、今や完全にアウトドア/キャンプの範疇。そこいくと海は日帰り?気軽です。ロンナイも江ノ島で今年もさっきまで全開でした。アザース!ということで今夜は大地が呼ぶのか?アメリカンロックのふるさと?サザンロック的な感じを追求してみました。そのキッカケになったのがThe Black Keysの新作。まずはそこから!

M-1 Eagle Birds / The Black Keys  「”Let’s Rock”」 WPCR-18225

 

 

 

 

 

 

 

<トーク1>受けて解説〜オハイオ州アクロン生まれのガレージブルースデュオ5年ぶり9枚目新作。ボーカル&ギター、ベースのダン・オーバックと、 ドラマーのパトリック・カーニーによるプロデュース。アメリカ南部出身じゃないけど、その音楽には明らかなサザンフレイバーつーかブルースのにおいがする。てことで、ここからそんなタイプをいくつか紹介します。まずは CCRクリーデンス・クリアウオーター・リバイバル1970年1月のシングルで全米2位、英国でもヒット、日本でもね。他に90年代生まれのミシシッピ州のディッキンソン兄弟のサザンロックブルースバンドとスワンプロックの元祖ドン・ニックスの71年セカンドから。

M-2 Travelin’ Band / Creedence Clearwater Revival   「The Long Road Home」 VICP-63284

 

 

 

 

 

 

 

M-3 Snake Drive / North Mississippi Allstars  「World Boogie Is Coming」PCD-24312

 

 

 

 

 

 

 

M-4 Going Back To Iuka / Don Nix  「Living By The Days」 AMCY-2609

 

 

 

 

 

 

 

<トーク2>受けて解説〜 CCRはジョンとトムのフォガティ兄弟中心の4人組R&R。プラウドメアリー、雨を見たかい、ボーン・オン・ザ・バイヨー、アップ・アラウンド・ザ・ベンド、ダウン・オン・ザ・コーナーなどヒット多数。ノースは1996年にルーサー&コディのディッキンソン兄弟により生まれ、現役活動中。これは2013年のアルバムから。そしてドンはまさにドン!メンフィス・ソウルの草分けでアラバマのマッスル・ショールズのアトランティックのスタジオとも縁が深い。また1971年8月にマジソン・スクエア・ガーデンで開催された「バングラデシュ救済コンサート」のオーガナイザーの一人でもある。影のロック大統領。裏番。続いて二組。アイリッシュの親玉の若き日の歌声とスワンプロックの夫婦名物コンビにスライドギターの達人が参加。。

M-5 Wild Night [Alternative Take] / Van Morrison  「Tupelo Honey」  UICY-93433

 

 

 

 

 

 

 

M-6 Livin’ On The Open Road / Delaney & Bonnie Feat. Duane Allman  「Anthology 」 UICY-93507/8

 

 

 

 

 

 

 

<トーク3>受けて解説〜ヴァンはベルファスト生まれの73で生涯現役。71年の5枚目アルバムから。68年のアストラル・ウイーク、70年のムーンダンスと並ぶ初期の代表作。1996年にはスキッフルの帝王ロニー・ドネガンやジョージー・フェイムやモーズ・アリソンらと共演したり、老いてますます。レコーディングも多数。去年も新作「You’re Driving Me Crazy 」で相変わらずのノドを披露して周囲を驚嘆させてますではこのコーナーの締めはサザンロッ区の申し子?カントリー&ウエスタンとブルースとR&Rがっぷり組んだ、元オールマンズのギタリスト、ディッキー・ベッツの78年のアルバムからのナンバーで。時間までどうぞ。

M-7 Good Time Feeling / Dickey Betts & Great Southern
「Atlanta’s Burning Down」 BVCM-35371

 

 

 

 

 

 

 

「RUMBLE」

いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半は大貫チョイスのアメリカンなサザンロックなど。音楽のるつぼらしい雄大でか細やかなセンスも感じるサウンド。ドン・ニックスは日本じゃイマイチ無名だけど、彼の果たした功績は山より大きい。白人でありながら黒人音楽の普及に広く貢献したからね。 彼のGoing Downという曲は数え切れないカバーある。ちなみに明日、いや今日21日のサンデーの夜、渋谷ルームで大貫主催のGRCあります。ラテン系なライブとR&RなDJをエンジョイしてほしいね。夕方5時から。今夜はこのへんで。お相手は大貫憲章とカッチンでした。ではまた来週、ADIOS AMIGOS!