ある種の熱 ARU SHYU NO NETSU

アーティスト
高橋徹也
Tetsuya Takahashi
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2005/08/17
品番
VSCD293
税込価格
3,080円
ジャンル
バーコード
4540399002934
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
前作から一年、早くも高橋徹也6th Albumが完成!!昨年、Small Circle of Friendsとのコラボレーションが話題を呼んだ『赤いカーテン』の高速ボッサ・トラック(オリジナル・ヴァージョン)を収録!!さらに今回は全曲でエンジニア、内田直之(Dray&Heavy)の手腕が発揮されていることにも注目だ!!全てを聴き終えた瞬間、きっと貴方は“感動の熱”に包まれることだろう!!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. 5分前のダンス
  • 2. 惑星
  • 3. 夢の中へ、霧の中へ
  • 4. Blue Song
  • 5. 夜明け前のブルース
  • 6. 5 minutes
  • 7. La Fiesta
  • 8. ホテル・スターダスト
  • 9. 夏の出口
  • 10. 赤いカーテン
  • 11. Open End
  • 12. 夜のとばりで会いましょう

■96年のデビュー以来、限りなくストイックに音楽と対峙してきた高橋徹也。通算6枚目のニューアルバムは、98年の傑作「夜に生きるもの」「ベッドタウン」の延長線上にあり、さらにジャズやボサノヴァを色濃く打ち出した、高橋の音楽創作の集大成ともいえる作品となった。今回は現在、オリジナル・ラヴで活躍する、松本健一とラティール・シーの強力サポートのもと、よりジャジーでメロウなグルーヴと浮遊感を帯びた独特の世界を創り上げている。

<制作者による各曲メモ>
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?@5分前のダンス
とにかくテンポの速い曲やりたいなというだけで作った曲。ギターを弾かなくて済む曲なので個人的には楽だ。僕はジャズ・ミュージシャンではないので、ロック・バンドがジャズをやったようになればいいなと思っていました。
?A惑星
演奏者が全員良いプレイをしていて気持ちがいい。不安定なコードの転調感と抽象的なラティール氏のパーカッションがかっこいい。スピリチュアルな感じのイントロ部分を録音する時、セネガル人のラティール氏に「アフリカっぽい」と言われたのがちょっと嬉しかった。日本人=ミルトン・ナシメント=アフリカ。
?B夢の中へ、霧の中へ
レコーディング用にかなりアレンジを変えて生まれ変わった曲。予想外の出来にかなり驚いてます。ベースのスタッカートの感じがちょっと絵本ぽいイメージ。これに細かいボンゴを入れたらクラーク・ボーランド楽団になりますね。\\\r
?CBlue Song
歌詞の内容が一番気に入ってます。けっこうジャズっぽい曲が多い中でこういうポップス然とした曲があると自分でもホッとします。かわいい20代前半の女性が引っかかってくれたら本望です。
?D夜明け前のブルース
これは作ったのが一番古い曲。多分97年くらいにはもうライブでやっていたはず。ひとまわりして戻ってきた幸運な曲という感じですね。松本氏のテナーとバス・クラリネットのハーモニー・ラインがちょっと常人離れしていて好きだ。
?E5 minutes
これはレコーディング直前に作った曲。セカンド・アルバム「夜に生きるもの」のアウト・テイクと言っても自分でも納得できそうな雰囲気。ピアノの山本氏の「酔いどれ詩人みたいな演奏になりたくないですね」という言葉には本当に同感。
?FLa Fiesta
結構好きな曲。コード展開やメロディ・ラインがすごく自分らしいというか、そう思えた曲。作っている時はそんなこと考えませんけど。イントロの鹿島氏のベース・ラインが、なんか昔の偉人みたいで良い。エレピ&フルートってことでちょっと一時のチック・コリアっぽい気もする。いわゆるドンカマは使っていない曲です。
?Gホテル・スターダスト
一度、詩の朗読をやってみたかったという念願成就。全体のテーマや景色感は長いこと胸に突っ掛かっていたことだったので表現できて良かった。松本氏のサックスがかっこいい。\\\r
?H夏の出口
ホテル・スターダストとは兄弟曲のような存在で出来た曲。山本氏のオルガンが気に入ってます。ライブでも結構盛り上がる曲です。\\\r
?I赤いカーテン
前作でスモール・サークル・オブ・フレンズのお二人によるリミックスがあって、今回ようやく本編を出せたので良かったです。順番逆だろという感じですが。
?JOpen End
ファースト・アルバムに収録されたバタフライ・ナイトという曲へのオマージュ。レコーディングに入る直前に鹿島氏の提案でやってみたアイデア。
?K夜のとばりで会いましょう
こってりしたおかずの後にはお茶漬けでみたいな存在。レコーディング直前の弾き語りライブでこの曲を初披露して、ボツ曲になりそうな雰囲気が濃厚だった時、この曲が好きだと言ってくれた女性ファンに陰ながら感謝したい。

ディスコグラフィー