パルチウ・ド・アルト Partiu Do alto

アーティスト
エヂソン&チタ
Edson e Tita
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2002/09/10
品番
VSCD9018
税込価格
2,750円
ジャンル
サブジャンル
BOSSA NOVA
バーコード
4540399090184
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
■前作「ノヴィダーヂ・ヂ・ヴィーダ」も大好評だったサルヴァドール・トリオやル・トリオ・カマラの一員としても有名なエヂソン・ロボと、“スカートをはいたジョアン・ジルベルト”ことチタ・ロボが、ジョアン・ドナート、セリア・ヴァズ、クアルテート・エン・シー等の豪華メンツをゲストに迎えたMPBの隠れた名作。(世界初CD化/1990年度作)

楽曲リスト

DISC1

  • 1. Vamos Voar
  • 2. Ele Disse
  • 3. Eu Quero Ir Pra La
  • 4. Baiao Da Gloria
  • 5. Uma Bencao
  • 6. Somos Um
  • 7. Olhe Pra Cima
  • 8. Nossos Erros
  • 9. Manhuacu
  • 10. Partiu Do Alto

■本作の主役2人はブラジル音楽界でも非常に大事なシーンに居合わせた重要人物である。エヂソン・ロボはドン・サルヴァドール・トリオやル・トリオ・カマラといった素晴らしいジャズ・サンバのグループに在籍していただけでなく、マルコス・ヴァーリ、マリオ・カストロ・ネヴィス、テノリオ・ジュニオール、ヴァルテル・ブランコ等との様々なセッションでその卓越したベース・プレイを聴かせてくれたつわものである。奥方であるチタは、ブラジルでも最初期に女性でコンポーザーとして認められたシンガーである。そのたおやかな歌声はボサノヴァの古き良きロマンを感じさせてくれるドリーミーなものだ。ブラジル・ポリドールやフランス・バークレーでのソ\ロ・アルバムでも彼女の並外れた才能を遺憾なく発揮している。\r

■とびきりの名曲「Baiao Da Gloria」は、チタの切なげなヴォーカルに胸を締め付けられるようなサウダージ・フィーリング溢れる最高の出来映え!!続く「Uma Bencao」はキュートなスキャットを軸にコーラスを展開するアップテンポなボッサ・チューン。近年クローズアップされてきたスキャットものの中でも突出したクオリティー!!チャチャのリズムを導入した「Olhe Pra Cima」は、ドナートの柔らかいタッチのピアノに導かれてチタが伸びやかに歌う美曲。アルバムラストを飾る「Partiu Do Alto」はパーカッション、ブラスが小気味良いリズムを刻むカリビアン風味な仕上り。全体的に落ち着いたトーンに美しいメロディーが折り重なる本編は、これからの季節に似合いな一枚。

◆本作が十数年の時を経て世界で発売されることについて、どう思われますか?\n◇エヂソン・ロボ\r
「そうだな、ご存知の通りこの作品はそんなことをするのがブラジルでは困難だった時代の、インディペンデントなプロダクションのリリースだったけれど、私は、これは言わば不朽の名作で、いつの日かちゃんとファンをつかむだろう、と常に言っていたんだよ。私はブラジル国外の人々はこの種の音楽に反応すると思うね、わかるだろう?彼らはこれを理解する正しい感性を持っているんだ。」

◇チタ・ロボ
「素敵なことだと思うわ。自分たち自身の何かを表現するために私たちがこの作品を作り、人々とこんな形でつながることができるなんて、幸せなことだと感じています。アーティストたちは、自分自身を表\\現するためにオーディエンスを必要としているの。音楽の素晴らしいところは、誰にとってもはじめて聴く音楽はいつだって新しい音楽だ、というところね。」

■解説:波多 野智高(ムジカ・ロコムンド)

ディスコグラフィー

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