Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2<増田さん Roots Of The Clash>

ゲストにクリンクレコードの増田さん。凄いアルバムの企画監修者です。クラッシュ愛で大いに盛り上がりました〜〜!!!

 

みなさんご機嫌よう!
さて、一部では既にご承知のみなさんもいると思いますが、現在、ワタシ、大貫憲章は厄介なことになっとりますデス!
というのも数週間(3〜4週間かな)前に帯状疱疹というモノに罹り、これが初体験でして、すぐに医者には行きました。なので症状軽くて治まったのか、と安堵したのも束の間、その後遺症とされる帯状疱疹後神経痛という状態になり、これが長くて痛みや炎症がなかなかでして、往生していたところ、さらに追い打ちをかけるごとく、後遺症でよくあるらしい顔面麻痺に陥り、困った生活なんです。ま、あのジャスティン・ビーバーさんほどは酷くないのですが。
顔面麻痺とは?
というわけでいよいよ近所の東京医療センターで診察してもらうことに。大病院は今はコロナでバタバタと言われてますので、やや不安もありますが、まずはキチンと診ていただこうと。水飲んだら唇から漏れたり、アイウエオがおかしいとか口が大きく開けられずメシが食べにくく、呑み込むにも注意が必要、なんてね。
細かいことですが、気になると集中力が落ちます。イラッとします。ジーサンでもこれは予想外の事態なので困惑します。
自己報告が愚痴る結果になってしまい、恐れ入ります。ただ、視界がボケるとか患部がピリピリするとかありますが、日常生活は普通に遅れています。それも奥様のおかげというところです。感謝ですに堪えません。ありがとう〜〜〜!!!!!
さて、本題です。7月22日に放送したラジオKenrocks Nite ver2 の
内容をここにも報告します。クリンク・レコードの知り合いのディレクター、増田くんが企画、監修した素晴らしすぎるコンピ。アルバム「Roots Of The Clash」の探求を。カバーしたThe Clashのバージョンと聴き比べしたり、ルーツ掘りの楽しさなど大いに語り合い、それにつけてもなThe Clashの凄さ、魅力の裾野の広さを称賛しました。
以下に進行表を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば嬉しいです。一緒にキヌさんのパートも添付してます。

 

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Kenrocks Nite ver2<増田さん Roots Of The Clash>7.22OA 2022
皆さんこんばんは!大貫憲章です!Martin Kinooです。7月22日の深夜2時を回りました〜!!体調など変わりないですか?しかしこの1週間、日本は選挙もありましたが、何よりショッキングなのは元総理の安倍さんが銃撃で暗殺されたということ。自分は個人的に体調を崩して寝込んだり(コロナ以外です)してテレビはよく見てましたが、本当に驚きでした。今の日本も世界に劣らずクレイジーなんだと認識を強くしたり。ただ、こういう時だからこそ、音楽の果たす役割は大きいんだとも。癒しであり、支えであり、活力源。今夜はそういう意味でもナイス!という企画かと。ゲストにクリンクレコードの増田さんをお迎えして、増田さんが企画編集したアルバム「Roots Of The Clash」をネタにお送りします。
M-1 Wrong ‘Em Boyo / THE CLASH
     「LONDON CALLING」 Epic – E3K 92923
<トーク1>受けて増田さん自己紹介からの解説〜まずはアルバムのそもそもの始まりは?〜では元ネタの方を〜
M-2 Stagger Lee / LLOYD PRICE
      「Roots Of The Clash」 OLDAYS RECORDS ODR7119-20
M-3 Wrong ‘em Boyo / THE RULERS
「Roots Of The Clash」 OLDAYS RECORDS ODR7119-20
<トーク2>受けて解説〜クラッシュの豊かな音楽背景とアレンジパワーがよく示された曲ですよね。などありで〜次はロカビリーなルーツ。こないだ MAD3のエディーくんが来た時、この曲の別バージョン(60年代のマイナーなビートバンドワイルドエンジェルスの)を紹介してくれた。このへんはアルバム「ロンドン・コーリング」収録もの。初めてカバー含めバラエティー豊かな音楽性を披露したアルバム。曲の歌詞や解説をジョー自身が手書きで行ってます!ひとつのアートでもある。ではどうぞ1
M-4 Brand New Cadillac / THE CLASH
       「LONDON CALLING」 Epic – E3K 92923
M-5 Brand New Cadillac / VINCE TAYLOR & HIS PLAYBOYS
       「Roots Of The Clash」 OLDAYS RECORDS ODR7119-20
<トーク3>受けて解説〜続いては一番の話題作、3枚組でまさに「多様性の極地」。特にラテンやカリビアンな音楽のアイデアが豊富。ドクタージョンで知られるJunco partnerとかさらに深掘りしてる。ここで英国60年代の白人&黒人混成バンドの曲をアレンジしたやつ。
M-6 Police On My Back / THE CLASH
      「SANDINISTA!」 Epic ESCA 7812-3
M-7 Police On My Back / THE EQUALS
「Roots Of The Clash」 OLDAYS RECORDS ODR7119-20
29’00” CM
30’00”
M-8 I Fought The Law / THE CLASH
     「The Singles」 Epic EK 63886
M-7 I Fought The Law / THE BOBBY FULLER FOUR
      「Roots Of The Clash」 OLDAYS RECORDS ODR7119-20
<トーク4>受けて解説して〜曲へ 今のは一番有名なカバーかも。と言うか、クラッシュの曲だと思ってる人も多い。それくらいハマってる。ボビーフラーは60年代のアメリカのミュージシャンで66年この曲で全米ヒットし人気に。ただ作曲したのはバディホリーのクリケッツのソニー・カーティス。その直後に車の中で謎の死を!
最後に渋いナンバーを。60年代ブリティッシュビート、spencer davis groupので知られる曲でライターのエディ・コブは60年代に活躍したアメリカのミュージシャン、ソングライターで1番知られたのは「tainted love」グロリア・ジョーンズがノーザンソウルで。80年代にsoft cellがリメイクして人気に。あたかもゴスペルのようなアレンジが素晴らしい!
M-10 Every Little Bit Hurts / THE CLASH
      「Clash On Broadway」 Epic ESCA 7819~21
       

ここからキヌさんの「KINGSTON TIME!」
はい!!今夜はですね〜〜〜〜とにかくこの夏聴いてほしい3曲をセレクトしました!!!!1曲目はリスナーの皆様には手前味噌で申し訳ないのですが、地元の高校生アマチュアバンド!!『イクラノドン』というバンドを紹介したいと〜〜〜大貫さんいいですか????県の軽音楽の大会で優勝をしまして八月に行われるインターハイに出場するんですよ〜〜〜〜高校生がオリジナル曲でここまでのクオリティーでできるんだ!!という驚きと共に、音に対してピュアの部分を聞いていただけたらと!!!!録音も部室で顧問の先生がなんとか録った音なので、録音状況は良くないですが、その辺もひっくるめてお聞きください!!!
M-1 僕と君のこと / イクラノドン
03:58 / SAMPLE
ロンナイにも出れるように頑張ってもらいたいです!!
さて、続いてはこの時間帯にピッタリの音だと思うんですが、MONDO GROSSOこと大沢 伸一さんのプロジェクトなんですが、2017年に満島ひかりさんをボーカルにリリースされた曲の〜〜〜DUB FORCE MIXとなっております!!!もちろんミキサーはDUB MASTER Xが担当。めっちゃクールな1曲です!!どうぞ!!
M-2 ラビリンスDubForceMix / MONDO GROSSO
  ANTCD-22089
今夜のラストは日本レゲエシーンでもう中堅で活躍するRUEEDの作品をお届けします!!6/11にリリースされたこの作品はダンスホールレゲエを軸にぐわっと!!広げたレンジのトラックアレンジも注目です!!ぜひこれを機会に彼のダンスホールレゲエを聴いてみてください!!!
M-3 Brainwash ‘22 feat. Yoyo-C / RUEED
いかがでしたか今夜のKenrocks Nite ver2?前半はクリンクレコードの切れ者!増田さんと共にクラッシュの考察!というか彼らがカバーした曲の元ネタと聴き比べたりその音楽の裾野の広さ、懐の深さを改めて確認しました!音楽の楽しみの根源的な部分である「ルーツ探求」「さかのぼり」を検証しました。勉強になるし素直に面白い!音楽の魅力、パワーを感じましたーー!今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章とマーティン・キヌーでした!ではまた来週、Adios Amigos!!!