Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <追憶のレディングフェス1973>

相方のキヌくんと!!沼津のロンナイのメモリーのタオルか〜〜〜い!!
初めて体験した海外の野外フェス!レディング・フェス1973年夏。
みなさんご機嫌よう〜〜〜!!
こないだ25日のインスタライブ(Kenrocks TV )で国内のアーティストを紹介したんだけど、ウチにレコードのあるやつ限定で。
例えばマジカル・パワー・マコのセカンドとかシオンのデビューアルバムとか細野さんの「 HOSONO HOUSE」とか。喋ってて自分でもよく覚えてるな?って思いつつダラダラと。でも、お断りしてるように、かなりパーツパーツで間違いがあり、今、確認したりして思い出のトレースしてます。
マコの歳が自分と同じくらい(実際は5歳ヤンガーだった)だとかシオンの所属がシンコー・ミュージックだったとか(これは正しい)とかパンタの「Pantax’s World」が初期のソロで頭脳警察よりはポップに響いたとか、気が向くままにあ〜だこ〜だ。こういう話もたまにはイイなって自分にうなづいたG3の夢想花?普段聴いたりしないモノたちへの勝手なアプローチだけど、また、たまにやろう。
さて、それではいつものように、ここにもラジオKenrocks Nite ver2の内容を紹介させてもらいます。今回はゲストいないので自分の夏の思い出。今から50年前の1973年の夏、初めて海外に!イギリスに行った時の話でした。大学4年の夏休みにすでに一丁前に音楽評論家を名乗り、イギリスの、つまりBritish Rockをメインに原稿を書いたり取材したりしていた初めの頃。そもそも海外はもちろん飛行機に乗るのも初めて!そんな22歳の記憶。一番の目的だったレディング・フェスティバル(ナショナル・ジャズ・フォーク・ロック・フェスティバル)でのバンドを紹介しました。
以下に自分の書いた進行表を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 <追憶のレディングフェス1973> 8.25 OA 2023
みなさんこんばんは!大貫憲章です!マーティン・キヌーです!8月25日の深夜12時を回りました。まずは先週の土曜日、ロンドン・ナイト@オルガンバー盛況のお礼を申し上げます。暑さ厳しい中、多数参加していただき感謝します!ただ、もう次の予定が迫ってます。来月9月9日の土曜日、恒例ですが、江ノ島オッパーラで16時から22時まで。ロードランナーズとファントムギフトのライブにキヌくんやチンカメのゲストDJも!湘南のラストサマーをエンジョイしに来てください!予約 http://oppa-la.net 格安¥3000
さて、今夜は今から50年前の今日、1973年の8月24〜26日にかけて行われ、ワタシがそのために初渡英した当時人気のレディング・フェスの思い出を紹介します!大学4年の大貫憲章追憶のサマーメモリー。ではオープニングはこれ!
M-1 Laundromat (Live) / Rory Gallagher
       「Live In Europe」 BVCM-37641
<トーク1>受けて解説〜レコード会社の加藤くんと二人の珍道中。クイーンのポスター発見したりそもそも海外が初。2週間ほどの滞在でいろいろあったな。変動相場が導入されたばかりで1ドルが260円、1ポンドが650円くらい?学生には大変。
M-2 Alright On The Night / Lindisfarne
       「Fog On The Tyne」 TOCP-67262
M-3 Midnight Moses / The Sensational Alex Harvey Band
    「Framed」 UICY-76068
<トーク2>受けて解説〜海外の人たちの体力や寒さ知らずにクリビツ!市内観光はもっぱらライブハウス巡り。マーキーはほぼ毎日くらい。金と相談しながら。レコ屋も。
M-4 Don’t Waste My Time / Status Quo
    「Tokyo Quo ~烈火のハード・ブギー/ステイタス・クォー・ライブ・イン・ジャパン~」 UICY-76006
<トーク3>受けて解説〜この時に取材したバンドもあれこれ〜ホークウインドは郊外まで観に行ったし、新人のイタリアンプログレPFMとの思い出とか。お互いに英語が下手で逆にそれが幸いでした。
M-5 Celebration / Premiata Forneria Marconi( PFM )
       「Photos Of Ghosts」 VICP-60809
29’00” CM
30’00”
M-6 Stay With Me / The Faces
  「Rod Stewart & Faces Live Coast to Coast」   PPD-3036
<トーク4>受けて解説〜この時はベースがロニー・レインからテツ山内に変わったばかり。最初のライブかな?バックヤードに入れたので割と自由に会場内を動けて。夜の冷え込みには参ったけど、現地の奴らはTシャツだしね。すげーなーって。おかげでジェネシスをフルで観れなかった。何も分からないのが逆に良かったのか?そういうもんだってね。22歳だし。では最後にこの曲を〜
M-7 Watcher Of The Skies / Genesis
      「Foxtrot」 UICY-76717
        キヌさんの「KINGSTON TIME!」
M1 The Magnificent Dance (feat. Black Shakespeare) / The Lions
GSR12002 「THE CLASH GOES JAMAICAN」
さーーー今夜のKINGSTON TIMEはカヴァー曲特集です!!!まず聴いていただいた曲は僕のコーナーの後に入るジングルにもなってる
The ClashのThe Magnificent Dance をThe Lionsがカヴァーした一曲でした!!この曲は2013年にリリースされたThe CLASHのレゲエ・カヴァー集「THE CLASH GOES JAMAICAN」というコンピに収録されてます!!まさにKINGSTON CALLINGなアルバムです!!続いては
M2 Shangri-La / 電気グルーヴ
電気グルーヴの代表曲といってもいいんじゃないかなぁ〜〜??この曲のオリジナルはスペインを拠点に活動していた、アルゼンチン出身のジャズピアノストSilvetti(Bebu Silvetti)のSpring Rainが原曲で、イントロやサビの部分はほとんど丸使いされてます。
原曲自体もハウスの走りと言われた曲なので、ぜひ調べて聴き比べてみてください!!!
そして最後はNIRVANAのロカビリー風リメイクでお別れです!!!
M3 Come As You Are / Vintage Riot
    Twang! Records TS 070 494
いかがでしたか?今夜のKenrocks Nite ver2?大貫の50年前の、半世紀前!の記憶から1973年の今の時期、初めてイギリスに行き、体験したレディング・フェスとかライブハウスや街中のいろいろ。今考えてもスリリング。それだから楽しかった。同じことやれないからね。まさに「時代が違う!」。とはいえ人間の考えることや行動は変わらない。環境や対応が違う。その後、数回イギリスには行きました。76年にはパンクを探求しにね。80年台はグラストンベリーとかにも。クラッシュの16トンツアーとかも。記憶はだいぶあやふや。でも昨日のことのよう、でもあるから不思議。今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章とマーティン・キヌーでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!!!