Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 < Brand New Tunes 2024>

新しいスタジオにもやや慣れてきました。今夜は滅多にやらない「最近の洋楽新譜特集」です。
みなさん御機嫌よう〜〜〜!!!
もう夏なんですかね?本当に季節感が失われてきてます。この近年の世界の気候。ただ、自分は冷えが苦手なので今のところ、暖かな方がいいかなって。
さて、また1週間ずれてしまいました!!ラジオKenrocks Nite ver2の内容の報告。あいすみません!!
今回は4月26日金曜日に放送した回をここにも紹介させてもらいます。ウチの番組には珍しく、新譜を集めてザ〜〜ッと特集してみました。多くのリスナーの方々に「たまには新譜もお願いします」とご意見いただき、激励されました〜〜〜!!!はい!今後もよろしくです。
では以下に自分の書いた進行表を直貼りします。
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Kenrocks Nite ver2 < Brand New Tunes 2024> 4.26 OA 2024
みなさんこんばんは!大貫憲章です!マーティン・キヌーです!4月26日の金曜日深夜12時を回りました。いよいよ日本国は黄金週間つまりゴールデンウィークに突入するんだね〜。みなさんは何かご予定などありますか?キヌさんは?自分はほぼ普通の生活です。ただ、ひとつ!連休後半、5月7日の火曜日にトークショーのゲストで新宿に。小野島大の「今夜だけの話」vol.4 ゲスト:大貫憲章2024/5/7(火)19時〜新宿LOFT PLUS ONEというイベント。チケット発売中デス!暇してたらどんぞ!さて今夜は当番組としては異例な出来事!そうです!新譜、新作、新しいアーティストとの出会い大会!この4月からワタシ、某NHKでマサ伊藤さんと新番組スタートしました。そこで毎回新作をフィーチャーしてるんで。そこで吟味したのをこちらでも。よろしくです。ではこのナンバーから!
M-1 Burning Down the House / Paramore
   配信 Everyone’s Getting Involved: A Tribute to Talking Heads’ Stop Making Sense
<トーク1>受けて解説など〜パラモア〜2005年デビュー、女性シンガー、ヘイリー(アヴリル・ラヴィーンに比較される)ウイリアムス中心のトリオ。グラミー賞の常連で新人賞2008から、今年66回では『This Is Why』でBest Rock Album。現在のアメリカンロックの代表格。リアム&ジョン〜60年代や70年代に影響を受けたセックス・ピストルズ、ジミ・ヘンドリックスやFacesのサウンドからもインスパイアされた。リバティーンズ〜オール・クワイエット・オン・ジ・イースタン・エスプラネーは、2014年復活しこれが9年ぶり4枚目。
M-2 Raise Your Hands / Liam Gallagher & John Squire
      「Liam Gallagher & John Squire 」 WPCR-18659
M-3 I Have A Friend / The Libertines
      「All Quiet On The Eastern Esplanade [Bonus Track]」 UICW-10034
 
<トーク2>受けて解説〜ヤードアクト〜リーズ出身の2019年結成2021デビューの4人組のセカンド。昨年の来日で人気上昇したという。マイケル・ジャクソンの「スリラー」をオマージュしたようなMVが話題になったりボーカルがスポークンワード風だったり、そういう風情がトーキング・ヘッズをイメージさせるなど評価大な新人。ジザメリ〜グラスゴーの生んだノイズ・シューゲイザーな兄弟ユニットジザメリの2019年以来5年ぶりの8枚目。ジム&ウイリアムのリード兄弟は世界を転々として近年元気でツアーなど。曰く「ルールはなく、必要なことは何でもやる。そして、そこにはテレパシーがある。僕らは、互いの文章を完成させる奇妙な双子のようなものなんだ」。87年に初来日。仲の悪さが際立った頃で当時の六本木プリンスで取材してました。
M-4 When The Laughter Stops / Yard Act
     「Where’s My Utopia?」 ZENFC025CDX
M-5 Girl 71 / The Jesus & Mary Chain
     「Glasgow Eyes」 FC226CDJ
29’00 CM
30’00”
M-6 Paper Crown(featuring Beck and Juicy J)/ The Black Keys
      「Ohio Players」 WPCR-18663
 
<トーク3>The Black Keys〜ダン&パトリックのブルース・ガレージ・ヂュオ2年ぶり12枚目。formed in Akron, Ohio, in 2001.異様にポップ。ちなみにタイトルのオハイオ・プレイヤーズは70年代のファンクバンド。フリコ〜シカゴを拠点に活動する二人。ギターのニコ・ケペタンとドラムのバリー・ミンゼンバーガー。小気味よいパンチあるロック。2月にApple Music 日本のトップアルバムチャート11位まで急浮上。洋楽アーティストとしては異例の快進撃。今年フジロック参加予定。 The Black Crowes〜2019年に復活、15年ぶりとなるニュー・アルバム。原点回帰?このサウンドを待ってた。
M-7 Crashing Through / Friko
      「Where we’ve been, Where we go from here」 ATO0666CDJ
M-8 Bedside Manners / The Black Crowes
      「Happiness Bastards」 SAR66CDJ
         キヌさんの「KINGSTON TIME!」
M1 Cool Down / F.Y.A.H.
    VP6792
今夜も始まりましたKINGSTON TIME!このコーナーでもお馴染みのアーティストF.Y.A.H.今年2024年・第3弾シングルとなるこの曲は。リーダー、PELEの〈DUB HUT〉プロデュース。タイトル通りにクール・ダウン、チル・アウトなレゲエ・チューン。往年のBUNNY WAILER「Cool Runnings」を感じさせ、レゲエ独特なリズムはリラックス&アイリーな内容。そして、この曲はは4月に実施されるUS西海岸ツアーに合わせてリリースされていて、同ツアーでF.Y.A.H.はヘッド・ライナーを務めるALBOROSIEのフロント・アクトとして参加が決まるなど、目が離せません。続いてはそんなALBOROSIEの曲を聴いてください!!
M2 Faith / ALBOROSIE & JAZ ELISE
     VP6820
フィーチャリングされているJAZ ELISE はキングストン出身のシンガー。2018年にPROTOJE率いる〈In Digg Nation〉のサポートを受けてシーンに登場。2021年には「Good Over Evil」をヒットさせ、同年にデビュー・アルバム『THE GOLDEN HOUR』を〈In Digg Nation〉を通じてSONY MUSIC配下のRCAからメジャー・リリース。LILA IKE他と新しい時代の女性レゲエ・アーティストとして精力的に活動中。
プロデュースはもちろんALBOROSIE。JAZ ELISEのしなやかな歌声を引き出したルーツ・ロック・レゲエな1曲
そして、本日最後の曲は、現在のジャマイカ、ダンスホール・シーンで最も勢いに乗った新進ダンスホール・スター。昨年、2023年に弱冠19歳でリリースした「Rich N Richer」の特大ヒットでジャマイカを超えて世界で注目を獲得している話題のニュー・スターと、メジャー進出決定のVALIANTをフィーチャーした「LOUIS V」。この曲を聴いてもらいながらお別れです!!!現在のジャマイカのニュージェネレーションPABLO YG / パプロ・ワイジーで
M3 Louis V (Explicit) / Pablo YG ft. Valiant
      NUMBERなし
いかがでしたか?今夜のKenrocks nite ver2?マジで久しぶりな企画!今時の音楽をズラッと並べてみました。まぁ、一般的にはこういうあたりの曲とかが普通にラジオから流れてくるんだろうね〜。ウチが異色すぎるんだね。そしてそこが個性的。味なんだね。とは言え新しいのもダメってわけじゃないから、今後も折に触れてこういうのもピックアップしましょう。浮世離れしてる=!なんて言われちゃうからさ。今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章とマーティン・キヌーでした。ではまた来週!ADIOS AMIGOS!!!