Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <青山ハルヒロ&増田義宏>

ゲストは日本の Mr.Soul 、The Fave Raves のボーカル、青山ハルヒロさん(左)とレーベル担当の増田さん。
みなさ〜〜ん!!ご機嫌よう〜〜!!!
いよいよ関東地方も梅雨明けですか?まぁ、今日日、昔ながらのシトシトな梅雨は無くなってるんで、いつ明けても驚かない気持ちになってますよね。
とはいえ、梅雨明けは夏本番。今後はこの異様な暑さがさらに強力になることは間違いなさそうです。ゲンナリ!!
負けずにめげずにラジオ、DJ 、イベントに頑張ります!!
ではここにもこないだのラジオKenrocks nite ver2の内容を紹介させてもらいます。ゲストには久々の Mr.Soul 、THE FAVE RAVES の青山ハルヒロさんをお迎えしてディープでスイートなサザンソウルなどの名曲と素晴らしいメモリーなどたっぷりエンジョイしました!!
以下に自分の書いた進行表を直貼りします。
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Kenrocks Nite ver2 #732 <青山ハルヒロ&増田義宏> 7.11 OA 2025
みなさんこんばんわ!大貫憲章です!7月11日、金曜日の深夜12時を回りました。いよいよ明日はチョー久しぶりな岐阜のロンナイ!柳ヶ瀬アンツでオールナイト!チャーベくんやカヨちゃんが一緒です。物販も少し持っていく予定。そんな今夜、ゲストに来ていただいたのはこれまた久しぶり!ミスター・ソウル!フェイブレイブスの青山ハルヒロさんとメーカーの増田くん。ソウル研究会!まずはこのナンバーから!
M-1 Love Attack / The Fave Raves
「LOVE ATTACK」 Oldays ODSC755
 
<トーク1>ゲスト紹介から曲解説など〜あらためてバンドのこれまでから近況とか〜今回のテーマは?
サザンソウルの伝道師、青山ハルヒロが敬愛する偉大なソウルシンガー3人(JAMES CARR、O.V. WRIGHT、SPENCER WIGGINS)に焦点を絞り、彼らの曲の中から名唱を厳選。シンガー、そしてバンドマンである目線からディープなソウルの魅力を教えてくれる。(M-1)、(M-8)は、自身のバンドTHE FAVE RAVESがJAMES CARR、O.V. WRIGHT、それぞれをトリビュートしたミニ・アルバムから。(M-3)は、9月26日発売予定の待望の7インチでTHE FAVE RAVESのバージョンが聴けるのも楽しみなSPENCER WIGGINSの名唱。SPENCER WIGGINSにいたっては、彼の来日時にまつわるエピソードもある彼への愛情たっぷりなTHE FAVE RAVESの選曲と名演が本当に楽しみ!(増田義広)
M-2 Love Attack / Spencer Wiggins
「Feed The Flame」 CDKEND 340
M-3 Once In A While / Spencer Wiggins
「THE COMPLETE GOLDWAX SINGLES Volume3」 CDCH2 1248
 
<トーク2>受けて曲解説など〜青山さんがこういう音楽と出会ったのは?ネオGS時代の思い出など?
M-4 You Gotta Have Soul / James Carr
「A MAN NEED A WOMAN」 CDKEND215
M-5 Forgetting You / James Carr
「THE ESSENTIAL JAMES CARR」 RE2060
 
<トーク3>受けて解説など〜オーティスやサム・クックとかは?
M-6 Love The Way You Love / O.V. Wright
      「TREASURED MOMENTS」 PCD-7307(DCT-1949)
 
29’00” CM
30’00”
M-7 I Want Everyone To Know / O.V. Wright
        「NUCLEUS OF SOUL」 PCD-7304(DCT-1946)
 
<トーク4>受けて解説など〜今後の予定とか?〜
M-8 I’d Rather Be (Blind, Crippled & Crazy) / The Fave Raves
「I’D RATHER BE~ 」 ODSC757
選曲・各曲解説 (青山ハルヒロ)
M-1. LOVE ATTACK (Quinton Claunch) / THE FAVE RAVES / 3’28”
GOLDWAXというメンフィスのマイナーレーベル所属の、当時唯一のアルバム発売アーティスト、ジェイムズ・カーの1stアルバムに収録された衝撃的な1曲のFAVEによるカバー。オリジナルをリスペクトするギターのニュアンスが他にはないFAVEならではのモノ。
M-2. LOVE ATTACK (Quinton Claunch) / SPENCER WIGGINS / 2’49”
同じくGOLDWAX所属の素晴らしいシンガーによる’love attack’。曲の終わりに、’ジェイムズカーもlove attackにやられてるってみんなに伝えろって彼に言われた’と唄っている。録音当時(1968?)未発表だったが、日本のVIVIDの熱意により1970年代になってリリースされた曲。
M-3. ONCE IN A WHILE (IS BETTER THAN NEVER AT ALL) (Carmol Taylor/Dave Hall/Quinton Claunch) / SPENCER WIGGINS / 3’34” Goldwax Records – 337 1968
同じくスペンサーウィギンスのアルバムより。これだけわかりやすく間男の唄があるなんてサザンソウルって表現がとてもリアル。
M-4. YOU GOTTA HAVE SOUL (Nelson/William Bell) / JAMES CARR / 1’49”
曲、演奏、アレンジも独特だが、それに乗ってシャウトするジェイムズカーのカッコいいこと!
M-5. FORGETTING YOU (Obie McClinton) / JAMES CARR / 2’55” Goldwax Records – 311 1966
別れた彼女を忘れたいのに忘れられない苦悩を物凄いシャウトに乗せて表現するジェイムズカー。
M-6. LOVE THE WAY YOU LOVE (Don Bryant) / O.V. WRIGHT / 2’30” Back Beat – 611 1970
この唄を聴いてO.V.が凄いと思わない方が珍しいと思います。そしてそれに負けずにO.Vを支えるヘビーな演奏も素晴らしい。
M-7. I WANT EVERYONE TO KNOW (Don Bryant) / O.V. WRIGHT / 2’46” Back Beat – 597 1968
「ソウルの真髄」というアルバムのラストに収録された、そのタイトルに相応しい曲。タメの効いた歌と演奏に脱帽。
M-8. I’D RATHER BE (BLIND, CRIPPLE, AND CRAZY) (Charles Hodges/Darryl Carter/Deadric Malone) / THE FAVE RAVES / 3’35”
大好きなO.V.ライトに捧げた彼の曲のカバー録音。
いかがでしたか?今夜のKenrocks nite ver2?ゲストに日本の純正ディープ・ソウル・バンドTHE FAVE RAVESのボーカル、青山ハルヒロさんをお迎えして彼の愛するサザン・ソウルの真髄をジェイムズ・カーと O.V.ライトを例に挙げながら、フェイブ・レイブスの素晴らしい演奏も含めてお送りしました。オーティスやウイルソン・ピケット、サム・クック以外の偉大なソウルの魂に触れてサイコー!です。また来て教えていただきます!今夜はこの辺で。お相手は大貫憲章でした。ではまた来週!ADIOS!AMIGOS!!