Blog by 大貫憲章

下北沢ロンナイ満員御礼

3月もあと残りわずか、という最終の土曜日、下北沢に去年オープンした新しい箱GARDENでLONDON NITEを開催しました。多分、これをご覧の方の中にも、「行ったよ」って人いるんじゃないかな。

しかし、考えてみると、ロンナイをシモキタでやるのって30年の歴史の上でも初めてなんですよね。周りからも言われたし、自分でもちょっとビックリでした。

スタートが夜中11時半と遅く、果たしてどれだけのみんなが来てくれるのか、多少心配しましたが蓋を開けたら、大入り満員の大盛況!やっぱり、みなさんロンナイを待っててくれたんだなって、感激しましたよ。

ライブは三本参加してもらいました。みんな仲間たちばかりですが、ヨシヤのパンク魂炸裂なRADIOTS、女の子トリオにやさおとこ一人の、ブギウギ・ロケンローがいつもうねうねハッピー気分にさせてくれるなおくん率いるSTOMPIN'RIFFRAFFS、それに、まるで70年代イギリスのトラッド・ルーツな、例えばJETHRO TULLみたいな吟遊詩人ロック的なステージが、BRAHMANの奥深いルーツを垣間見せる印象の、トシロウくんの、てかブラフマンの裏技、OVERGROUD ACOUSTIC UNDERGROUND。
ロンナイならではの親密なお客さんと我々をも含めた関係。そこから生まれるいつも新しい生命力に満ちた尽きせぬ想いに、込み上げるエナジー。だからこそ、ロンナイはこんなにも長くやってこれたんでしょうね。お客さんと出演者双方のパワービルディング効果すか?

もちろん、DJは要、基本であり、だからこそ単に技術的に巧みだとか、キャリアが長いとか、そういうことだけではロンナイではやれません。気合いだけでもダメ。つまり、気持ちの奥底にある、音楽愛ってヤツを沸き立たせないと話になりません。

抽象的に言えば、音楽と話せるDJってことかも。

とにかく、ロンナイはロンナイで、だから好きだって言う人たちがいつまでもいてくれるんだと自負してます。他にはない、代えがたいモノとして。

若い人からアラフォー世代まで、毎回同じようでビミョーに変化しているお客さんたち。みなさんの声援DJ中にたくさんいただいて、嬉しかったです。頑張りますよ〜!だから、これからも応援さらにパワーアップでよろしくです。

次回は地方、宇都宮でやります。詳しくはまた!とにかくありがとうございました。

写真はライブと楽屋裏。ムッちゃんもしっかりいました。柳川はいなかったなぁ〜!都内なのにね。