Blog by 大貫憲章

こんにちは〜。こんばんわ〜。ご無沙汰してますが、元気ですか?自分はフツーに元気です。

ロンナイはいよいよX'masシーズンの毎年吉例、川崎クラブチッタでのLONDON NITE X'mas Special2011が迫って来ました。みなさん用意はいいでしょうか?メンバーも第一回の発表がうちのサイトにて近日中にアップされます。

けど、ま、ここでこっそり一部お知らせしちゃいましょう。毎年多彩なメンバーが、それもどれもが必ず自分と繋がりのあるバンド、ミュージシャンが出てくれてます。

今年は初参加の人たちが案外いて、その筆頭がレック率いるFRICTION。中村達也くんとの二人であの独特な緊迫感溢れるパフォーマンスを繰り広げてくれます。
そして、これは久しぶりにライブをする人力デジタルストーム、WRENCH。近作もライブとリミックスでしたが、あの脳天直下型パフォーマンスが、目の前で体験可能なんです。
あと、お馴染みになったほとんどレギュラーの渡辺俊美くんによるレベル・イェルなZOOT16バンドスタイル。

まだまだ出ますがあとのお楽しみに!チケットは今月半ばに前売りスタート予定ですから、うちのサイト、或いはクラブチッタのサイトやフライヤー、ポスターなどマメにチェックよろしくお願いします。

今回のお話のテーマはそれではなくて、先月の末に、新宿のライブハウス、ドクターでイベントのDJをした時のこと。結論から言うと、個人的にはここ何年かで最高にモチベーション上がりまくりだった体験でした。

イベントは知り合いの春太郎ダイナマイト!というリーゼント兄ちゃんDJから誘われたもので、ルーツ・ロックな感じのいかにもドクターらしいもの。しかも、バンドには元ARBのキースが参加しているのや、元ロッカーズのギタリスト、鶴川くんの新しいバンドDUDEによるジョニー・サンダースをカバーするものとか、何とも懐かしく愛おしいラインナップということで、楽しみに出かけました。

キースは、ARBデビュー当時から、一番親しくしていた人で、解散してからもひとり頑張っていて、でも病気になっていろんな意味でかなりキツイ思いをしてきたにもかかわらず、あくまでもARBのドラマーとしてステージすることにこだわっていたように思っていました。

だから、久々に彼がやるというので、会うのを楽しみにしてました。一方の鶴川くんは、やはり彼がロッカーズでデビューして東京に来た時にライブを見たり、ツバキハウスのロンナイに来たりで金髪の痩せたクールなギタリストってイメージが未だに脳裏に強く焼き付いてるんです。

仲が良かったのは、ボーカルの陣内くんだったけど、鶴川くんのカッコ良さはまた別格モノでした。その彼が新しいバンドでしかもジョニー・サンダースをカバーするライブだと言うんだから、期待は高まります。

キースのバンドはドクターのボスのホキモトさんがボーカルで、パブロック的なシンプルかつ基本なロックンロールを、ベテランならではの捌きで放り投げている、という印象で、キースはいつものように背筋を伸ばし淡々とにこやかにドラムを叩いていました。病気をしていたなんて思えない、キッチリとしたプレイぶりに改めて感激。後で話もして抱き合いながら互いを励ましあいましたよ(笑)。本当に変わらないナイスガイで嬉しかったです。

鶴川くんのジョニーは金髪でしたが、演奏は実際のところ本物のジョニー以上にちゃんとして、完璧にプレイしていてビックリ!ぼくが見た日本でのジョニーはほぼヘロヘロかフニャフニャ状態で、ギタリスト、シンガーというよりパフォーマーとして魅力的でしたが、演奏は?まぁ、それもジョニー・サンダースなんですけどね。

だから、鶴川くんによるライブが見事で、本人は全然まだダメ、みたいな話でしたが、とてもそうは思えませんでした。ジョニーがちゃんとしてたらこういう演奏になったのか?という印象のカッコいいロックンロールでした。これからは東京にも進出したい、という気持ちもあるようですから、先々楽しみにしています。

写真は野郎二人キスは春太郎ダイナマイト!と仲間の山ちゃん。あとは自分とキース、鶴川くんとのツーショット。ロックンロールに年齢はあんまり関係ない、というか、トシくってダメとかは人によりますが、むしろ年齢重ねてロックンロールが味を深めることは確かです。