Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 @interfm 毎週木曜23:00~で先週11/13 OA分を

またもおなじみ、大貫&Katchin'によるお気楽But深くてスルドイ音楽テーマを掘り下げるラジオ「Kenrocks Nite ver2」の紹介です。番組は言うまでもなく、毎週木曜の夜11時から1時間、InterFMで放送されてますが、みなさん!もうリスナー常連さんですよね?東京だけでなく全国で、RADIKOなどのアプリでPCやスマホなどで聴くことが可能です。
 
 さて、今回は13日の木曜日に放送したものをココに紹介します。このコメンタリーや選曲はもちろん、自分自身で行った、D.I.Y.なウチの番組ならではのもの。ヒモつきじゃないのも番組のウリです。(ヒモつきに憧れるなあ)

 で、テーマは自分と同い年でこの道41年、という大ベテランの日本のグレイトなミュージシャン/アーティスト、南佳孝くんのデビュー・アルバム「摩天楼のヒロイン」を今だからこそ、改めて紹介する、というものでした。つまり、現在の日本のポップ/ロック界を40年前の作品で見つめ直す、という高邁な思いを携えたものです。まぁ、そういうノーガキはどうでも、作品は本当に素晴らしいので、聴いていただくことが最大の目的ですね。普段、なかなか聴くチャンスとかないでしょうから。

 では、当夜のメニューを以下に記します。

Kenrocks Nite ver2

大貫&カッチン 南佳孝デビュー41周年?  11/13 OA  2014
はい、みなさんこんばんは。大貫です、Katchin'です。すでに11月も早くも半分になろうかと。ご機嫌いかがでしょうか?我々は相変わらずのその日暮らし的な日常に振り回されてます。イベントやったりお話をしたり音楽に関わること、いろいろですが、やはりこのラジオの時間がなんだか一番ホッとする感じです。深まる秋、今夜もゴキゲンな音楽でお付き合いいただきましょう。前半大貫パートは、古い友人で日本を代表する歌手でもある南佳孝くん(確か同い年かあちらが少し先輩)のデビュー41年、スゲーハンパですが、まあ、いいモノを紹介するのにハンパもへったくれもないんですよね。ということで彼の73年のデビューアルバム「摩天楼のヒロイン」を紹介します。今聴いても瑞々しいのは言うまでもないです。てゆーか、昨今のJPOPよりはるかに鮮烈でインテリジェントでエモーショナル。では、言葉とサウンドの戯れる感覚が楽しいオープニングから。

T-1~51”
M-1おいらぎゃんぐだぞ / 南佳孝
4’20” 「摩天楼のヒロイン」  SWAX-712

<トーク1> 曲受けて解説など〜 ロンナイの年内ラストツアー「名古屋JBs」でのお知らせ。12/6 (sat) 名古屋 栄のクラブJBsで去年同様開催。去年はチバくんがゲストですんげー人だかり。今年はニガラくん、細谷くんがWゲスト。内輪のソウルメイトです。気持はパンクね。問い合わせ:名古屋JBs 054-241-2234 
 でヨシタカくんのこと。初めて会ったのはこのデビューアルバムのリリースイベントを下北のロフトで見たときかな?まぁ、40年も前のことだからね。すぐに仲良くなり、トークイベントしたりね。彼は自分もそうだけど学生時代から作曲とかしてて、そういう意味じゃアマチュアで実績あったんだね。このアルバムも松本隆さんの目に止まり、即契約でプロデュースも行う熱の入れよう。バックのミュージシャンも当時の東京のフォーク/ロック界の人気者たち。鈴木茂(G)とか林立夫(Ds)など、いわゆるTin Pan Alley系の人たち。では、そのアルバムから続けて〜 
 
T-2~7”
M-2 弾丸列車 / 南佳孝
2’51” 「摩天楼のヒロイン」  SWAX-712
T-3~19”
M-3 風にさらわれて(Live) / 南佳孝
3’33”   「摩天楼のヒロイン」  SWAX-712
T-4~4”
M-4春を売った女 / 南佳孝
2’20” 「摩天楼のヒロイン」  SWAX-712

<トーク2> ここで改めて彼のことを〜1950年東京都大田区生まれ。シンガーソングライター。1973年に松本隆プロデュースによるアルバム「摩天楼のヒロイン」でデビュー。1979年に発売された「モンロー・ウォーク」を郷ひろみが「セクシー・ユー」のタイトルでカバーして大ヒット。1981年 片岡義男の小説が原作の映画「スローなブギにしてくれ」の主題曲を歌い、印象的な歌いだしでヒットとなり、1991年にホンダのイメージソングとなる。2013年デビュー40周年を迎え、ライブベストアルバム「All My Best」、第2弾「My Back Pages〜All My Best?」を発売。
 90年代も00年代も活動はキチンと継続してて、電気グルーヴ、かせきさいだあ、スカパラらとも交流。さらに毎年のように茅ヶ崎で野外フェス開催。知らなかったぜ。基本、リオなど南米の音楽を取り入れ、そこから自分の原体験である音楽〜ポップス/ジャズなどのフィルターを通して生まれる音楽を作り出している。現在はソロイズムという弾き語り(ピアノ、ギター)とかトリオ、デュオなどいろいろな形態で活動してますます元気。ゲストに呼ぼうか!さて、では後半。この曲好きです。淡々としてリアル。シニシズムじゃないのよ。

T-5~14”
M-5 ピストル / 南佳孝
2’55” 「摩天楼のヒロイン」 SWAX-712
T-6~3’25”
M-6 摩天楼のヒロイン / 南佳孝
7’12” 「摩天楼のヒロイン」 SWAX-712

ここからはKatchin’のコーナー「RUMBLE」へと。今夜はノーザンソウルじゃなく、まだRAMONES!&#12953;ライブ特集です!