Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <UK Post Punk #1>

みなさん、ご機嫌いかがですか?麗しい?けっこうデス!
ではまたいつものように、ここにも自分のRadio番組Kenrocks Nite ver2 のこないだの5月19日、土曜日放送の内容などを紹介させていただきます。
以下に自分の書いた選曲リスト&コメンタリー付き進行表を直張りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば嬉しいです。

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Kenrocks Nite ver <UK Post Punk #1> 5.19OA 2018

 みなさんこんばんは。大貫です、カッチンです!5月19日の深夜2時を回りました。またあなたとこんな夜更けに出逢えたことに感謝です。毎日毎日、生きてることに感謝ですよ。生きててスンマソン!太宰です。そこまで言わないけど、でもまぁ、元気で仕事出来るのが一番だよね。そう言う私も40前までは極楽とんぼで、キリギリス生活でした。あくせくするのはご苦労さん!てな感じで、選挙もロクに行かず、ダメダメでした。皆さんはそうならないよう反面教師として頑張ります!?そんな今夜は米国が続いたので英国に。POST PUNKなものを大貫なりに80〜90年代からチョイスしてみました。まずはこの曲。

M-1 Another Girl, Another Planet / The Only Ones
「The Only Ones」 Sony Music 88691904312

<トーク1>受けて解説など UKPunkからの人気曲。2枚目のシングルでそこまでヒットはしていないがロンナイではマスト!78年のデビューアルバム収録。ソングライターでシンガーのピーター・ペレットの曲。続いて2曲。
The Weather Prophetsは86年に結成。初期のベースがクリエイションの創設者、アラン・マギー。彼が世話してました。ドイツで先行アルバム「Diesel River」(本作もここから)。87年レニー・ケイのプロデュースでの「メイフラワー」で正式に英国デビュー。いわゆるギターポップの先駆け。The Monochrome Setは80〜85年に活動。リーダー格のビドとレスター・スクエアのコンビが最強。83年、チェリーレッドからのアルバムEligible bachelors放題「カラフル・モノトーン」発表後レスターが抜ける。

M-2 In My Room / The Weather Prophets
「Creation Soup Volume Four」 COCY-9333/7

M-3 The Devil Rides Out / The Monochrome Set
「Eligible Bachelors Deluxe Edition」 MSIG-1201-3

<トーク2>受けて解説など 続いてはノイズ・シューゲイザーの元祖、85年デビューでスコットランドから不仲で有名なジム&ウイリアムのリード兄弟、ジーザス&メリーチェイン。89年の3枚目「オートマチック」からのシングル。今はなき六本木プリンスで取材したのも遠い記憶。2人一緒の取材はNGでしたがなぜか同じ部屋に2人でいました。お次はメタル風なR&R野郎どもで60年代名曲のカバー。そもそも雑誌編集してたマーク・マニングが妄想上のキャラで名乗り、ついに86年デビュー後人気に。88年にアルバムが発売されるがその頃には人気に陰りが。イロモノ扱いも仕方ないか。ちなみにAll Music では星4つ!

M-4 Breather / Chapterhouse
「Whirlpool」  BVCP-144

M-5 Blues From A Gun / The Jesus & Mary Chain
「21 Singles 」 WPCR-11263

<トーク3>受けて解説など 最後に1990年のプライマルの素晴らしい作品。そういえばボーカルのボビーさん、そもそもはメリーチェインのドラマーだったね!(プレイ出来なかったらしい)。アンディ・ウエザーオールによるミックスお見事。オリジナル曲自体、カッコいいし(映画ワイルドエンジェルスからのピーター・フォンダの決め台詞のサンプリング)。よりサイケデリカに。時間までどうぞ。たまたま見かけたけど先月のパリでのライブをネット配信してました。

M-6 Loaded (Weatherall Mix) / Primal Scream
「Come Together」 EP ESCA-5954

「RUMBLE」

 いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半大貫パートでは80〜90年代あたりでのいわゆるブリティッシュからUKへの流れで、ポストパンク。パンクな時代を通り抜けて生まれたロック。まぁ、解釈とか受け取り方は色々だけど要するに時代に刺さった曲、バンド。またこのへんもいろんなものが埋もれてそうですから再度やりたいね。ではここでお知らせです。明日というか今夜ですが日曜日におなじみ渋谷のルームでやります。GRC!ライブのゲストは坂田かよさんのユニットです。ソウルクラップの一平ちゃんがサポートのトリオ。よろしくです。さらに、23日の水曜日は同じく渋谷の奥座敷の老舗音楽ラウンジOrganbar での恒例「CROSSROADS」。大貫が昭和ロックの源流であるGSなどを映像とトークで紹介します。また月末26日の土曜日は言うまでもなくロンないですね。今月は下北地区のお店がサーキット出来ます。あちこち寄れます。お得です。では今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週、ADIOS AMIGOS!