Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <Good R&R Alltimer 2019 >

みなさんゴキゲンいかがでしょうか?この異常な猛暑でマイッてませんか?ドラキュリアンなワタシは南向き角部屋=日当たり良好&保温抜群な自室が逆にうらめしい日々。 暑くて眠れずクーラーかければ温度調節に苦労して睡眠不足な8月です。しかも夜は元気ですが出かけようにも近年のオールナイト営業自粛ムードで開いてる店がなく家から出られず、まるで引きこもり状態。調子が出ないのも当たり前すかねぇ。 グチも出ますが気を取り直していつものようにここにも先週末8月10日土曜日に放送したラジオ「Kenrocks Nite ver2」の内容を紹介させていただきます。今回は自分のチョイスで、ゴキゲンなR&Rが楽しめるわりと近年のカッコいいバンドを集めてみました。その多くが日本ではあんまり(というかほとんど)目立たない、メディアの露出も少ないザンネンな人たち。流行りモンじゃないからでしょうかねー。 では自分の書いた進行台本を以下に直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。 ****

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Kenrocks Nite ver2 <Good R&R Alltimer 2019 > 8.10 OA 2019

 

みなさんこんばんは!大貫です、カッチンです!8月10日、土曜の夜10時回りました。もう時期お盆ですね。盆と正月というくらい昭和の頃はお盆はかなり社会的に重要な位置でした。つまり奉公人はこの2回くらいしかまとまった休みがない、という状況。世間全体がブラックだった?そうじゃなくそういう世相だった。徒弟制度もちゃんとあった時代。親方と弟子。私の小さい頃は当たり前。体罰も普通でした。今じゃ考えられないくらいね。陰湿なイジメはなかった気がするね。でも弁当食べられたり教科書隠されたりは日常。泣く奴はいないね。すぐに出てくるし。弁当のない子もいたなあ。さて、そういう記憶はいつまでも残る。音楽も同じでイイナ!ってのはいつまでも。今日はそんなカッコいいロックオールタイムリスト・バイ・大貫憲章。オープニングは4月に来日したこれ!

M-1 Sunday Driver / The Raconteurs (Jack White Brendan Benson Jack Lawrence Patrick Keeler)「Help Us Stranger」 OTCD-6764


 

 

 

 

 

 

 

 

<トーク1>受けて解説〜ジャック・ホワイトによる4人組の11年ぶり3枚目新作。メンバーは同じでブレンダン・ベンソンと曲作り。インパクトの強い曲というよりジワっとくるタイプのナンバーたち。これがファーストシングル。ジャックはテスラに乗ってるらしい。オーディオがめちゃいいって。続いて2曲。現代のバンドだけど少し前。

M-2 Let The Day Begin / Black Rebel Motorcycle Club「Specter At The Feast」 Vagrants VR793



 

 

 

 

M-3 7 Times Around The Sun / The Jim Jones Revue「The Savage Heart」  Play It Again Sam Records 5 414939 310225


 

 

 

 

 

 

<トーク2>受けて解説〜これまた4月末に来日してました。2013年以来6年ぶり。サンフランシスコの3人組。01年にデビューしてこれまでに7枚のアルバムを発表。08年からのドラマーの紅一点リアさんは体調崩して入院暮らしから見事に復帰してくれました。ジム・ジョーンズは80年代からヒプノティックスなどで活躍してきたロンドンのシンガー&ギタリスト。07年スタートしピアノを軸にしたR&BライクなR&Rで人気に。ジェリー・リー・ルイスにストゥージズ混ぜたようと評される。14年に解散し現在はJim Jones and the Righteous Mindとして活動中。続いて2曲。

M-4 Whiteout / Boss Hog「Whiteout」 TFCK-87189


 

 

 

 

 

 

M-5 Palaces of Montezuma / Grinderman「Grinderman 2 」 BRC-274


 

 

 

 

<トーク3>2’30” 受けて解説〜Boss Hogはジョン・スペンサーとその奥方クリスティーナとのガレージブルースなユニット。89年から活動し、中断ありつつも16年に復活宣言。曲は2000年のアルバムWhiteoutから。後者はn Nick Cave and The Bad Seedsの別バンドで07年にスタート、これが10年の2枚目でラスト。メンバーのウォーレン・エリス曰く「アモンデュールにスライストーンを経由したストーナーロック」。この曲はストーンズの「悪魔を憐れむ歌」っぽいね。最後にちょいと古いけどサラさんのプレイするオルガンガレージサウンドがクールだぜ!

M-6 Get Down Å` I Don’t Mind Å` Hit Coat (live) / The Delta 72「The Soul Of A New Machine」 BANDAI APCY-8411

 

 

 

 

 

 

 

 

「RUMBLE」

 

いかがでしたか今夜のKenrocks nite ver2?前半は大貫チョイスの「いつ聴いてもカッコいいR&R」を集めて、主にこの20年、2000年代のグルーヴでまとめてみました。ただ、この辺のバンドやサウンドが日本じゃイマイチで悲しいデス。もっと多くのロックファンに知って聴いてもらいたいね!だからバンバンやらないと!20日の火曜日はおなじみ渋谷クラブエイジアで NUGGETS あります。久々に SOBUT出るし、いいバンドとDJで軽く揺れてみてください。カッチンは早い時間帯?大貫はラストころ10時半からDJ。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週 ADIOS AMIGO